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メタバースをリードするNFTプロジェクトの数々

メタバースについて、世界一わかりやすい日本語の解説シリーズを心がけてみます。後発だからそのくらいの心意気でなきゃ。
Facebook社が社名を変更してからメタバースという言葉に注目されるようになりました。しかし、実はメタバースという言葉は、何十年も前から使われてきたんです。驚きですね、驚きを隠せないですよね。

メタバースとは:インターネット上の仮想空間

メタバースだけではない。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、3Dコンピューティングといった背景技術に至っては、さらに長い歴史を持っているんです。個々の専門用語についての解説は、すでに多くの記事でなされているので省略します。
この分野の技術進化を、現実世界にあてはめ適用しようとする動きは何年も前からあり、現在のブームはその1つのピークにすぎないんです。
 過去のブームとの違いは、人々の認識が大きく変化したこと、つまりインターネットを技術面から再考する必要性を多くの人が認識するようになったんです。しかし、この変化がどこまで大規模な変革につながるか、未知の世界なんです。誰も設計図を持って見通すことはできない。ゴールの見えない現在進行中のプロジェクトなんですね。だから、約束通りの形で完成するかどうかも分からない。というと無責任に聞こえますが、十分に価値のある成果にたどりつく可能性は高いとにらんでいる訳なんです。だから、将来性を感じ取った先端企業が、こぞって参入しようとしています。実際に、実証実験を重ねています。武力による世界経済の緊張がなかったら、もっと加速していたに違いありません。

現在進行中の、いくつかのNFTプロジェクトがメタバースの将来を牽引しているんです。ゲームの開発者は、プレイヤーがゲーム内で買い物をする方法を求めており、NFTはすでに、それを実現することのできる完璧なソリューションを提供することができます。

NFTは所有者の証明を確認でき、購入したものが他のユーザーに盗まれることがないため、メタバースにいるプレイヤーはNFTを信頼しています。
これから、現在のNFTプロジェクトをいくつか紹介します。これらの個々のメタバースでは、より多くのプレーヤーを惹きつけるためにNFTをどのように利用しているか、興味深いところです。
なお、これらのメタバースでは、異なるNFTモデルが採用されています。
更に、これらのメタバースはすべて独自の暗号通貨を使用しています。

Decentraland(ディセントランド)

Decentraland は、おそらく世界で最も有名なNFTメタバースです。
2017年に始まり、イーサリアムのブロックチェーン上で運営されています。
Decentralandメタバースのユーザーは、仮想の土地や不動産を購入し、取得したものを好きなように開発することができます。
一部の投資家は、Decentralandの仮想土地や不動産を取得するために多額の資金を費やしています。

Sandbox(サンドボックス)

The Sandboxも有名なメタバースで、ユーザーは仮想の土地や不動産を購入できるだけでなく、ゲームで遊ぶだけで稼ぐことのできる Play-to-Earnモデル を使ってトークンを獲得することができます。
さらに、Sandboxのユーザーはメタバース内で独自のミニゲームを作成し、そのゲームに関連するNFTを作成・販売することができます。

Axie Infinity(アクシーインフィニティ)

「Axie Infinity」は、過去最大級750億円以上に相当する仮想通貨が盗み出され話題になりました。かわいいモンスターのキャラクターが登場するメタバースです。ユーザーはキャラクターを追加購入したり、既存のキャラクターをNFTとして販売することができます。
Axie Infinityはイーサリアムブロックチェーン上で動作します。
プレイヤーはAxieキャラクターを育成し、他のAxieキャラクターとゲーム上で戦闘するために装備する必要があります。

Bloktopia(ブロクトピア)

Bloktopiaは、映画スター・ウォーズに登場する惑星都市を想い起こせるので、非常に没入感のあるNFTメタバースというのが特徴です。
このメタバースでは、現実世界とのつながりがいくつかあります。
これもプレイ・トゥ・アーン(Play to Earnゲームで遊んで稼ぐ)のメタバースですが、他のものとは少し違います。プレイヤーは、土地や不動産の取得だけでなく、ネットワークや広告収入を通じて、特定の BLOKトークン を獲得することができます。実在する企業のビルボード広告(屋外広告やバナー広告)を見ることができます。

CryptoVoxels(クリプトボクセル)

CryptoVoxels はイーサリアムブロックチェーン上で運営されており、NFT
コレクティブルを主な特徴の1つとしています。このメタバースのプレイヤーは、金融戦略ゲームをプレイすることになぞらえています。
NFTの購入と取引に重点が置かれた、非常に汎用性の高いメタバースです。

Star Atlas(スターアトラス)

ロールプレイングゲームが好きな人に人気のメタバース「Star Atlas」。
このメタバースでは、自分のキャラクターと宇宙船を作ることができます。
さらに、作成した宇宙船で、宇宙を探検することができます。
NFTを使用することで、ユーザーはメタバース「スターアトラス」のオーナーになることができます。

Metahero (メタヒーロー)

Metahero は、おそらく最も現実的なメタバースです。
ユーザーは自分のアバターを自分らしく変化させることができる。
メタヒーローのメタバースでは、ゲームプレイ、NFTの購入、他のユーザーとの交流など、さまざまな機会があります。Metaheroは、VRやARの機能を持つ数少ないメタバースです。

ナカモトゲームス (Nakamoto Games)


Nakamoto Gamesは、プレイ・トゥ・アーン(Play to Earnゲームで遊んで稼ぐ)のメタバース市場をリードしています。プレイヤーは、いくつかのタスクを完了し、かなりの数のトークンを獲得する機会があります。NFTマーケットプレイスがあり、ユーザーはゲームプレイのためのいくつかの異なるアイテムを購入することができます。CEOのサトシ・ナカモトは、ビットコイン創設者です。

これらは、多くのプレイヤーが妬みゲーム・購入をするために訪れるNFTマーケットプレイスを持つ個々のメタバースのほんの一例です。仮想の土地や不動産の購入はもちろん、NFTというユニークなアイテムの取得も人気です。

今回は、メタバースをリードするNFTプロジェクトの数々、と題して、
メタバースを現在牽引する主要なNFTプロジェクトを紹介しました。
いわば、メタバース世界の強者一覧ともいうべき情報でした。

関連情報:メタバースのビジネス活用が進む中、我社はどうする?
感謝:トップ画像は、ソエジマケイタさんから借用しました。


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