見出し画像

「対話空間創造社」とは何か。

今回は私たちについて知ってもらうための投稿です。
私たちのビジョン・やりたいこと・そのために行うこと・考えていることについてお話するので、是非ご一読いただけますと嬉しいです。

団体紹介

はじめまして。

私たちは、「対話空間創造社」と申します。
昨年12月に活動を開始した半人前の任意団体です。

ビジョン

 私たちは、「誰かと真剣に向き合うことをいとわない時間を創る」をビジョンに掲げて活動していこうと考えています。

 効率性や生産性、あなたのこの時間はなんの役に立っているの?といつも問われているようなそんな社会から少し離れて、目の前の相手をしっかり見つめる時間を作りたいと考えています。

 言葉をかえれば、いわゆる「無駄な時間」を創りたい。でも、それは全然無駄ではなくて、より一層誰かと何かについて真剣にゆっくりじっくり向き合って、悩みつくすことや対話を重ねることは、より世界の種類が増えることだと考えています。

 誰かにとってのこの地球と私にとってのこの地球は全然違う見え方をしてるんだな、という「世界」の増え方。その誰かの世界を無理に受け入れる必要はないけれど、きちんと「受け止める」練習をすることが、明日の自分が今日よりも少しだけ、このハチャメチャでとんでもない世界を歩きやすくするんじゃないかなと思います。

 私たちはそれを、特に20代前半のこれから腹をくくるであろう世代と考えたいです。なぜなら、これからの社会を作っていくことがとてもリアルに目の前に迫ってきているし、それを期待されているからです。そして彼らが誰かとじっくり向き合い、何かについて真剣に考える時間によって得た感覚で何か新しい表現・創造を実現させる場を創りたい。

 そして、それら新しく生まれる何かが、従来の形に収まらなくても、初めて対面する未知のアイディアでも彼らと共に実現させたいと考えています。

 そう考えて、私たちは「対話空間創造社」と名乗ることにしました。

活動内容

 私たちは現在、創作することを目指す若者と活動しています。

 週に一度集まり、哲学対話をし、なんだかとても不思議な時間を漂って、また着地する。そんなことをしています。

 そして、その対話のレポートをこのnoteに投稿していこうと考えています。noteに投稿する理由は、対話を記録として残すためとより多くの人にこの不思議な気持ちをシェアするためです。

 私たちの対話は流れていってもはや過去になるけれども、どうにか「話した」という事実を留めておきたいという抗いと、遠く離れて会えない誰かにも私たちが得たどうしようもないモヤモヤを伝えたいという欲求です。

 実は、先週の投稿がその第一レポートです。拙いよちよち歩きですが、ご一読いただけますと幸いです。

 この対話の先で、新しい何か、価値観のようなものや創造的なもの、作品と呼ばれるようなものが生まれるのだとしたら、そのサポートを行っていきます。

 パフォーマンスだったり造形作品だったり、紙にかかれたものかもしれない、言葉の連なりでも音の連なりでも、ここで私が想像できない何か新しいもの。それらが生まれる道筋を整備して、世に送り出したい、そう考えています。

 具体的には、創作の制作進行や資金調達、広報を行っていきます。
 雑多な相談口、まだ形になってない感覚や気持ちを留めておく貯蔵庫、そんな場所にもなりたいと考えています。

メンバー自己紹介

 私たちは二人の主催ともう一人で構成されています。
 私たちそれぞれの自己紹介のようなものを最後に記して今回は終わりにしようと思います。

主宰一人目
 2000年生まれの21歳。
 自分の年齢だけ見ると随分と大人に見えるなと思います。けど、本当に随分と大人なんですね。こうやって団体の主催をさせてもらって、難しい話も少しずつ分かるようになりました。自分の時間を切り売りすることも覚えました。走っちゃいけない場所もおしゃべりしちゃいけない時間も、言葉遣いも覚えました。誰が私に何を期待していて、どうすればその期待に応えられるのかも学んだし、上手くいかない時の上手なあきらめ方も覚えました。

 それでもなお、自分のふがいなさに絶望するし、「大人」になればなるほど、世界の強大さや見えない何かに振り回されて、何もできずに足掻いているという無力感がいつも漂っています。
 そんな人間だから、出来れば誰の記憶にも残らず空気に溶けてしまえたら、美しい何かの一部になって、すべてなかったことになればいいのになぁ、なんて思いながら、こんな言葉を刻むという矛盾したことをしています。

 だけど、今一緒に対話に参加して向き合ってくれる、ひとりひとりの発する言葉や表現、何かに向き合う目線が美しくって、だけれどそれがこの世に残らなくなるという事実が、どうしようもなく悲しくなるから私は彼らと向き合い、彼らの言葉やどうしようもなく表現されるものをこの世に刻み付けたい。

主宰2人目
 2000年生まれの21歳。
 ひょんなことからここまで大きくコトが発展していって、いろんな人と話しながら進めていくことになるとは思いもしなかったと思う今日この頃です。楽しさと恐怖が同時に襲ってきたようなゾワゾワ感を抱えています。

 実は私はAB型なのですが、血液型を言う度に“あ~!”と言われます。血液型と性格はなんら関係ないのに、みんな気になっちゃうのですね。不思議です。と言いながらも、私も気になっちゃってるので一緒ですね。

 悲しいこととかは押さえ込んだはずなのに、ふと言葉にすると知らないうちに涙が流れちゃうんですよね。今日そんなことがありました。立ち直るとか忘れるとか、簡単じゃないんだなあと、改めて感じました。

 話がころころ変わっちゃいました。私はそんな感じの人間です。

最後に“もう一人”
 2000年生まれの21歳。下っ端の雑用係。
 器用な母と器用な父の元に生まれた不器用に限りなく近い器用貧乏。
 これまでの人生を悪運で切り抜けて来たことにより今後どう生きればいいかわからない。友人たちによって凝り固まった価値観が溶かされつつあり、中途半端に液体化してドロドロして、融通が利かず、無知な私はこの団体でどう成長するでしょうか。
 学んできたジャンル的にも人間性的にもこの企画において最もMVPから遠い人間の今後の活躍にご期待あれ?

 最後に最近作ったど素人短歌を紹介して終わります。もしかすると自己紹介には最適かもしれない。

・うなづいてくれたら愛す アイスティーにミルクを溶かしてあげようね
・お互いの伝え忘れを伝えます もう君のこと愛していない

どちらも最近気づいたことについての歌です。
以上、どうぞよろしくお願い致します。

今回は私たちの自己紹介をしました。
なんだかまとまっているんだか、まとまっていないんだか…そんな自由な空間で余白を残した組織にしていきたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回からまた、対話の記録に戻りたいと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?