完成したブックカバー
昨日、完成していた友人たちへのブックカバー。今日は洗ってみた。どうにか、言われていた本が入るサイズで仕上がったらしい。
どうやら高さがいろいろらしい文庫本。
うちにある、購入した文庫用ブックカバーには、上の本が入らない。
うちにあった大き目サイズが入るよう、作ることになっていた。
柄合わせのしやすさと、共布にしたベルトの厚みを逃がすため、見える縫い目にしたのだが、肝心の縫いが下手。ほどけたりはしないので許してもらうことにする。
私としては頑張った。少し縫ってみただけで、縁の方を縫うのは難しいことに気づき、止めてほどいた。ミシンの付属品をチェックすると、いつもと違うミシンの押さえ、「片押さえ」という金具があることに気づいた。
この形なら縫いやすいのではないかと、取説を確認し使ってみた。かなり縫いやすくなったのだが… 押さえの前に、そもそも角の曲がり方を間違えているんじゃないか、と思う角の縫い目。
ベルト等で凸凹なところの糸が緩みやすいのは、私のせいではないだろうと勝手に思いながら、後で内側から少し引っ張ったり。慣れない裁縫は、縫い目以外にもあちこちにトラップがあり、一つ目にはかなり手間取った。
眼鏡ケースは、眼鏡店の店頭で見かけ購入したもの。その奥の懐紙入れを作った後に見かけて買っていた。どちらもたくさん持ち歩いた古い物。角が擦り切れてきている。
これで、懐紙入れのときに購入した余り布は、ほぼなくなった。
懐紙入れを作ったのは、友人からの懐紙のいただきものがきっかけだった。
自分と友人たちに作った余り布からの、友人たちへのブックカバー。
こんな風に布を使い切れたのは、とてもおめでたいことのような気がした。
そんな気がするのは、市松模様がそもそもおめでたい柄だからか。
よくわからないが、幸せなことは良いことだ、ということにする。