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今日、私のテンションを上げてくれたお届け物。自分用の買い物の結果。メインの買い物は別な物。自分用の買い物のタイミングではなかったが、これだけは一緒に買うことにしてしまった。(諦めた物が他にたくさんということ)

しばらくお店には行っていないが、Flying Tiger Copenhagenフライング タイガー コペンハーゲンの雑貨は何だか楽しい。人のための探し物はしていたものの、脱線し自分のお気に入りもピックアップされてしまった。

サンスケの視認性と比べるのは申し訳ないが、道具なので見え方は確認した。厚みのせいか、斜めからだと少しずれて読める感じもあった。写真は、目盛が近い面にサンスケを乗せてみた。それでも、角度によって少しずれて見えた。

仕事用のつもりはないので充分だった。
測ってみたり、線を引いてみたりして遊んだ。

この商品名は「ものさし」とサイトに書かれていたと思う。昭和レトロな呼び名だなと感じつつ、死語とか伝わらないとまで言うつもりもない。昭和生まれの私は使うこともある。子どもの学校でも見聞きした言葉。

ただ、「これは何?」と尋ねられたなら、「ものさし」とは答えないだろうと思われた。
流行りのレトロも楽しいが、これはとても今らしいデザインだと感じるのに、なぜ「定規」にならなかったのだろう… とは感じながら購入した。

今日、届いてみると「ものさし」という表記はなかった。

「尺」と書かれていた。隣の英語には「Ruler」と書かれているので、「尺=Ruler」なのは間違いなかった。過去には「しゃく」を定規の意味で使っていたのかと、ゆるく疑問に思った。

「尺」という漢字は、仕事中なら、床仕上材に「長尺塩ビシート」と書かれていたりする図面を見かけることもあったり、見慣れない字ではない。

ゆるく調べ始めると、「竹尺たけじゃく」という言葉が出てきた。それは、調べなくても竹製の定規。ただ、古い言葉ではありそうだ。今、漢字変換で候補に出なかった。誰にでも伝わる言葉ではないのかもしれない。

が、私としては、「尺」には今でも定規という意味があるのは間違いないと、(今更ながら)気づいたということ。「曲尺かねじゃく」という道具は今も使われている。そういえば、今日は巻尺を使った。

ついでに、「シャク」という音読みをしてはいけなかったらしい。
常用漢字外の訓読みで「ものさし」「さし」と書いてあるサイトも一部あった。

ということで、商品名にはしっかり「ものさし」と書かれていたらしいことがわかった。

わかったが… それは… その…
そんな商品名の書き方で誰に伝わるんだ…とか、いろいろと思ったりもした。

それはそれとして…

今日は、その夏色の定規を見かけるたびに、ニコニコと機嫌良く過ごしている。
夫にも、「それでテンション上がるならいいんじゃない」と納得された。…ような、呆れられたような。

ものさし」の可笑しさと、謎にご機嫌な私。
どちらも同レベルに変なのだろう、と思ったりもした。

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