史上初！歴史的8点衝撃の試合バルセロナ対バイエルン・ミュンヘン
14日にチャンピオンズリーグ準々決勝が行われましたね！
結果はまさかのバイエルンが8-2で勝利！
チャンピオンズリーグの決勝トーナメントで1試合8失点を喫したのは今回のバルセロナが初だそうです！
バルサはクラブ経営陣と選手間に不和がありバタバタしていたとはいえそこまで戦力差はなかったはずです！
今回はこの試合の見どころと簡単なレビューを投稿します！
(投稿遅すぎて決勝が決まってしまったよ！PSG vsバイエルンだよ(^^)b 気にせず行こう笑)
この試合を見る方がいたら注目して欲しいのは次の3つ！(独断と偏見)
1.今ノリノリの19歳！バイエルンのカナダ代表アルフォンソ・デイビスと攻守に大貢献！ベテラン、イヴァン・ペリシッチの左サイド！
これは試合見ててすぐわかる！
2.バイエルンの守備の迫力！
どの選手も球際でのバトルで負けてませんでした！
3.現代で重用される左利きの左CB
バルサのラングレとバイエルンのアラバ
共に左利きの左CBとして起用されていました。この2人のプレーの差。
あとは得点シーンを見てもらえれば存分に楽しめます！
特にバイエルンの得点シーンは綺麗な崩しが多くてワクワクでした\(^o^)/
スタメンはこちら
序盤はバイエルンがハイプレスでバルサにロングボールを蹴らせる展開。
バイエルンのビルドアップは最後尾でアラバが担当し、そこにダブルボランチのゴレツカとチアゴのどちらかが降りてきてビルドアップに参加という形。アラバはCB起用でさらに視野が広くなってる印象。
前半開始早々いきなりバルサが失点するのですが
要因を作ったのはペリシッチ！
とにかくこの選手の攻守両面での貢献が光った。
バルサのセメドがボールホルダーになったところでペリシッチが下がって守備参加しデイビスと数的優位を作ります。
苦しくなったセメドはセルジロベルトにバックパス、それを横パスしたところでバイエルンの中盤がボールを刈り取りカウンター。
駆け上がったペリシッチにパスが渡りクロス！最後はミュラーが先制。連携も見事。
0-1
ボールを奪うきっかけを作ったのも、得点の起点になったのもペリシッチでした！
ワールドクラスではないかもしれないけどこの選手の価値は大きい。
しかし2分後にバルサが追いつきます。
1発のパスでアルバが裏をとってグラウンダーのクロス！
アラバが戻りながらなんとか足を出すも触ったボールがゴールに吸い込まれオウンゴール！
1-1
このシーンはここ数年バルサのお箱(^^)
後ろからのロングボールにアルバが抜け出す形から何点生まれてるんだろうってぐらい。
若い時からずっと足速かったけどもう31歳よ？これは相当トレーニングしてる(想像)
正直ここから拮抗した試合になると思ったけど...
前半のバイエルンのプレス守備は本当に迫力がありました。
前半10分以降一旦バルサが押し込んでいくんだけど組織された守備と球際での激しさで隙を与えない。バルサは相当やりづらそうだったし見ていて熱くなるものがあった！
バルサは前半9分あたりにスアレス、メッシと連続で惜しいシーン。前半19分にはメッシゾーンから決定機あったけど決められず。大一番で今までのメッシなら決めてたかな〜。
するとバイエルンが2点目！
これもバルサ中盤の真ん中、この時はバイタルエリア付近からボールを奪ってショートカウンター。ペリシッチがゴール
1-2
バイエルンはサイドから中央に追い込んで中盤でボールを奪いカウンターっていう事前の戦術共有があったんじゃないかな〜。すごく組織されてました。
フリック監督すごいんじゃない？
ここからお互いゴール前での攻防があり
、少し落ち着いてきたかなと思ったところで
バイエルンが中盤で落ち着いてボールを持ちます。チアゴが持ったところで一瞬空気が止まった感じ。その瞬間でした。チアゴ→ゴレツカ→ニャブリと繋いでゴール！
1-3
チアゴの攻撃スイッチの縦パス、ゴレツカのフリック、ニャブリの抜け出し。縦縦と繋いでニャブリが相手DFと入れ替わりシュート。精度えぐい。綺麗すぎてカラーコーン相手にやってるのかってぐらい。ゴレツカのフリックシーンスローでリプレイないかなー。一瞬なんだけどぜひ見てほしいシーンのひとつです！美しさ◎
ノリノリバイエルンは数分後にさらに追加点！前線でレヴァンドフスキがセメドからボールを奪って最終的にキミッヒのクロスからミュラーがこの日2点目を決めます。
1-4
セメドはこの試合悪目立ちしちゃったな〜。
あそこの場面タッチライン際で相手に体入れてマイボールにする選択をするなら絶対に奪われてはいけないシーンです！
見方も準備ができないのでね。
ミュラーはあの位置で起用されると本当に影響力増しますね！セカンドトップというかCFの後ろでプレーできると生き生きしてます！
さて後半！
後半は56分にバルセロナが1点を返します。
スアレスがエリア内でパスを受けフォワードらしいフェイントでボアテングを交わし右隅に決めます！
2-4
スアレスも33歳になり運動量の低下、守備に戻れなくなったと批判を浴びていますが
エリア内での嗅覚はさすがです。南米のストライカーって感じ僕は好きです。
ここでバルサは持ち前の攻撃力で盛り返すかなと思ったけど、バイエルンはポゼッションとマリーシアでうまく時間を使いバルセロナに流れを渡さなかったです。奪われたらハイプレスでファールなしでマイボールにする。徹底してましたね。
経験の浅いクラブなら点差を詰められた時にバタバタと崩れてしまう事もありますがバイエルンにはバルサの勢いを消すだけの経験と足元の技術がありました。アラバ、キミッヒ、チアゴ、ゴレツカ辺りは本当上手いですね。
そしてここから見どころポイント！
ファール後のバイエルンボールからデイビスのドリブルショー！！
((((；ﾟДﾟ)))))))
1人、2人と蝶のようにスルスル抜いて
セメドとの1体1ではキレとスピード、左足の足技で抜き去り、ピケ、ラングレ、アルバを無効化するパスでアシスト！62分にキミッヒが決めて
2-5！
これで勝負ありでしたね。
あのゴールの奪われ方はメンタル折れるやつや。
ここでバイエルンはペリシッチに変えてコマン投入。お役御免！
ペリシッチは攻撃から守備まで本当に規律を守って走りきってましたね。得点もしましたし！
あんなベテランいたら若手は手抜きできないです笑
対するバルセロナはブスケツを下げてファティを投入。
もうバランス度外視で攻めに転じました。
ブスケツも近年能力の衰えを指摘されてますね。
ポゼッションしてる時は非常に優れた選手ですが攻められている展開ではスピードもなく身長の割にフィジカルも強くないので中盤でフィルターになりきれないのが痛いですね。
この試合でも目立ったプレーはほとんどありませんでした。
後半70分になっても流れは変わらず。
バルセロナはなんとかボールを奪って攻撃を仕掛けたいのですが、前線2枚、メッシとスアレスがとにかく走れない。高い位置でボールを奪えないので全く恐さがなくこの辺りからバイエルンはリスク管理さえしておけば自由にプレーできる状態になりました。
74分にバイエルンはニャブリに変えコウチーニョ。ボアテングに変えジューレを投入。
コウチーニョはバルセロナからレンタルでバイエルンに加入してる選手！
81分にそのコウチーニョがアシスト
左サイドでミュラーのパスを受け相手3人が付いてましたが冷静にクロスを上げレヴァンドフスキが追加点。
2-6
この得点、オフサイドの可能性もあったのでVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が入ったんですがその中断シーンでのメッシ。
やばない？悲壮感しかない。一応試合中ですよ！
85分にコウチーニョがゴール。またミュラーのパスからですね。
ミュラーはかなりコウチーニョの事を見てくれてますね。
相手が保有元のバルセロナということもありコウチーニョはゴール後喜ばず。
そしてバルセロナの選手達は
88分にもコウチーニョが追加点を上げ
2-8
コウチーニョは途中投入で2ゴール1アシスト
このまま試合は終了し2-8でバイエルン勝利！
〈総括〉
アルフォンソデイビス！
今本当に勢いのある選手！元々ウイングの選手であり持ち前の推進力はさすが！意外に右足でも結構蹴れるんですね！発見でした！
フリック監督の守備戦術と起用がどハマり！
バルセロナに自由にプレーさせませんでしたし、選んだスタメンの2列目までの4人全員がゴールを挙げてます！
レヴァンドフスキ、ペリシッチ、ミュラー、ニャブリですね。交代で入ったコウチーニョも当たりでした。
左利きの左CB対決！
今左サイドバックと左利きのセンターバックは優秀な選手はほとんど移籍市場に出回らない貴重なポジションです。
アラバは機動力抜群！持ち上がった際は左サイドバックの位置でプレーしていたシーンもありました。スピードがあるので広範囲をカバーできますし、裏を取られるシーンもほとんど0だったと思います。オウンゴールのシーンは利き足と逆だったので仕方なかったかなと。今日試合出てたピケやジューレみたいな選手ならそもそもボール触れなかったかもしれませんし。
ラングレは良さを消されてしまいましたね。バルセロナの右サイドを崩されるシーンが多かったのでピケやブスケツが離れたエリアをカバーリングするので精一杯といったところ。ビルドアップもバイエルンのハイプレスでパスコースを消されてしまいました。
いずれにしてもすごく面白い試合でした！
これだからサッカー観戦はやめられないヽ(´▽｀)/♪
チャンピオンズリーグ決勝は日本時間24日の午前4時です！
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