逢いたい気持ち

誰かが話してくれた言葉が

並べられるように整理されていく

木漏れ日の贅沢な宝石の輝きや

せせらぎの最高の音符に置き換えられて

置き去りにされた私を感じながら溶け込ませていく

泣いて話をすれば気持ちが落ち着くんだよね

本当に泣くことができたときにやっと微笑みが帰ってくる

作り笑いでどんなにごまかそうとしても

私を置き去りにしている自分が嫌になるだけなの

ほら

本当に逢いたい人は

誰なの

伝えられなかった言葉を

言えなかった言葉を

私の中で繰り返す

あなたに伝えたい

逢いたい気持ち

胸の奥の奥の奥に
そっとそっとしまい込んだまま
誰にも誰にも伝えずに
このままこのまま沈ませておこう

時が過ぎるのを待つように
あの日をあの日を思い出せるように
今日は今日の日を刻み込んで
いつかあなたに逢えることを願いながら

3月11日
人生は大きく動きました