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【一日一詩】 夏風少女

生ぬるい夕暮れの空気を
涼しい風が切り裂いていく

夏風少女が駆け抜けた
ボクの心の真ん中を
追いかけても
振り向いても
もうそこにはいない

残していったのは
乾いた夏の思い出だけで
キミという実体は
もうどこにもいない

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