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民間だけでは💓(=^..^=)ミャー💓

これからの状況は大丈夫なの?


このところ、またまた、子猫を引き取ってくれないかとか、近くのねこが子猫を産んだのでどうにかならないか、等々の連絡が立て続けに入ってきています。


その中には、行政からの切迫した問い合わせも数件有ります。
例えば独り暮らしの認知症の方が猫を6匹飼っているが、飼える状況にないので引き取ってもらえないか。
生活保護の方が多頭飼いになってしまっているのでどうにかならないか等々。
現在「あおぞら」では何とかしてあげたいとは思っても、現状はそれだけのキャパがないので引き受けることはできませんとお断りしてます。
このような心の痛む状況が今後ますます増えていくのではないでしょうか。

現在でも、行き場を失った犬猫を引き取ってくれる施設は有ります。但し、当然のことながら、結構な金額が必要となっています。

北九州の人口


北九州市は高齢者には住みやすい政令都市として全国的にもレベルの高い都市として認識されています。
ちょっと、統計を見てみた所、2022年7月現状の人口が92万5962名となっていました。3年後の2025年には65歳以上の高齢者が29万人を超える数になると推定されています。単純に、現在の人口で割ってみますと高齢者の占める割合は32%前後になるわけです。
全国有数の高齢者社会・・・
この方々のなかには、独り暮らしで家族として犬猫を可愛がっている方々も多数いるわけです。
経済的に余裕のある方々であれば、面倒を見るのが無理な状態になったとき、その子達を、有料の民間施設に預けて面倒を見てもらうということができますが、現実そのような方々ばかりとは限りません。

今回、行政から問い合わせが来たような事例が今後ますます増えてくるのではないでしょうか?
北九州市、ペット事情の環境このままでだいじょうなのかな、と危惧しています。


第三セクター的方法もありでは・・・


かといって現状のままで行政の施設である愛護センターにすべてを丸投げと云うことも受け入れは不可能でしょう。
民間だけでも、それこそ経費を考えると、引き受けに対してはある程度高額の金額が必要なのも当然。
では、そのようなお金が出せない人たちの犬猫は如何なるのか?

格安或いは無償で受け入れるためには、広い場所と管理のできる施設、多くのボランティア協力、資金面の安定的運営等々が必須。
そのような状況等を考えると、行政と民間が力を合わせ、そのような子達の受け入れ可能な施設の設営を真剣に考えるべき時に来ているのでは思いますが・・

ある意味犬猫と暮らすことで慰めを得ている方々もいらっしゃると思います徒に、高齢者が犬猫と暮らすのを禁止するだけでは片手落ちなこと。
現在のヒトの生活でさえすべてに厳しい環境のなかで、好きで飼った犬猫のことまでという思いもあるかもしれませんが、しかしもう一歩踏み込んで、
犬猫と暮らしたいと言う方が安心して飼えるような環境を保全していく事こそ、現在頓に叫ばれているSDGsに乗っ取った都市作りと言えるのではないかなと密かに思っています。

行政からの深刻な問い合わせを受けてこのようなことも考えている今日この頃(=^..^=)ミャーです。

いつの日かみんなが気楽に遊びに行けるようなそのような開放的で有意義な施設ができることを切に願ってます。






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