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少し放心状態。思いつきで新幹線に乗って東京駅へ。

病院に行った。
久しぶりの診察。
久しぶりの検査。
前回は感傷的にならなかったのに
今日はなんだか。

以前テレビで高名な産婦人科医に密着したドキュメンタリー番組を見て
その医師が「結局病院は人が死んでいくところだ」
(だけど産婦人科だけは命が産まれる場所、という話に繋がる)
と言っていたことを思い出す。
毎日たくさんの人が集うこの場所は
誰かの命が終わっていく場所。
小林麻央さんが生前残した「私は幼い子どもたちを残して、
若くして死ぬ可哀想な人と思ってほしくありません」
と言っていたことを思い出す。
病気になったら、可哀想なんだろうか。

人は、いつでも、死ぬかもしれない。
私も、彼も、あの人も、死ぬかもしれない。
病気が原因かもしれないし、交通事故かもしれない。
急に隣国が攻めてくるかもしれない。
人生に絶望した若者が、死刑になりたいがための無差別事件に巻き込まれるかもしれない。

人生は、思い通りにならない。
思い通りにできるのは、5分後の自分の行動だけ。

だったらやりたいと思ったこと、やったほうがいい。
そのことを、つい日常の忙しさで忘れてしまう。
いつも元気で、病院なんてほとんど行ったことない人ほど。

それに気づけたから病気の存在、○。
それに気づいた私、◎。
やりたいようにやろうじゃないか。
さ、東京駅着いたらカレーパン買お。

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