ハヤシユウタ

Pistil & Pistol Inc - 取締役・Creative Dire…

ハヤシユウタ

Pistil & Pistol Inc - 取締役・Creative Director/逆境に燃える、人と会社をふやす

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その会社の個性で、勝たせる仕事

「いい広告を、ありがとうございました」 と言われるよりも 「あなたと仕事をしていると」 「元気が出る」 「勇気が湧いてくる」 「まだたたかえそうな気がする」 と言われることの方が嬉しい。 ぼくらのお客さまの多くは、逆境の最中にいることがほとんど。 「どれだけ採用をがんばっても待遇のいい大手に取られてしまう」 「どれだけ商品開発に力を注いでも大手のコストパフォーマンスに勝てない」 というのが、最近特に多いお悩みだ。 資本力でも、ブランド力でも、従業員数でも、会社

    • 能力が上がると、地獄への扉が開く

      ちょっと忙しすぎる。 などと言うと「忙しいという言葉は心が亡くなると書くので、使うべきではない」的なことを言ってくる人が必ず出てくる。 いや、わかりますよ。 これまでももちろん「忙しい」と感じることはよくあった。 とりわけ広告をつくる仕事をする業界は、ハードワークになりがちだ。クライアントが求める満足度を上回っていくために、数えきれない作業を重ねていく。 人の話を素直に受け入れることができなかったぼくは、やらなくてもいい作業に身を削り、成果も出せず、成長できずという

      • 常に人格者でいるのは無理

        「なるべくコストをかけずに結果を出せ」と話すクライアントと、「1円でも多くの予算でイイモノをつくりたい」と話す協力会社。 おまけに社内からは「高く売って、安く仕入れろ」という指令が降りてくる。 ものすごく乱暴に言えば、この間に立つのが、営業やクリエイティブディレクターだ。 後者の立場を、30代前半からトライしたぼくは地獄の連続だった。 三者三様。それぞれがそれぞれの立場から、ああしろ、こうしろと、要望を突きつけてくる。 誰の考えに沿っても、誰かが割を食う構図。

        • 制作の仕事が激減している

          うちの会社の主な仕事は「制作」だ。 WEBサイトを最も得意として、グラフィック、フィルム、ノベルティと、およそ目に見えるモノはたいていつくる経験をしてきた。 その守備範囲の広さ、ネットワークの広さに加え、 「多少、マーケティング視点からもきちんと物事考えてます」 「あなたの会社のために死ぬ気でやります」 といった心意気によって、期待をいただき、ご契約を決めていただくことが多かった。 ところが最近は「制作」の仕事が激減している。 それはAIや、Wix、STUDIOな

        その会社の個性で、勝たせる仕事

          恐怖や不安は、紙の上でシバく

          毎年、1月のこの時期は仕事が立て込みます。目が回るくらいに企画を考え、制作し、入稿している。 レギュラー的にいただいている仕事の他に、新卒採用向けの施策の準備が、佳境を迎えるためです。 目を離せばあっという間に、メールやチャットの連絡が溜まっていきます。 「年末年始の休み」は例年ほぼなく、今年も実家には帰ったけど、近くのビジネスホテルにこもり、大切な家族行事以外はずっと仕事をしていました。 仕事をしていれば問題が起きます。 「発注者が約束を守ってくれない」 「コンサ

          恐怖や不安は、紙の上でシバく

          やらかした話で、人の力になりたい

          こんにちわ。株式会社ピストルズの林といいます。 営業・販促支援と、採用支援を目的に日本中で様々な広告の企画・制作の仕事をしています。 諸般の事情と下心を胸に、noteを始めることにしました。 広告クリエイティブのノウハウは、およそもう、多くの方々が発信されています。ぼく自身、まだまだ未熟なところもあるので、そんなものを語ったところで自分よりも実力がある人に足元をすくわれるのがオチでしょう。 そんな中、自分ができることは何だろうと悩んだ結果、伝えるべきは「失敗談」だと思

          やらかした話で、人の力になりたい