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やらかした話で、人の力になりたい

こんにちわ。株式会社ピストルズの林といいます。

営業・販促支援と、採用支援を目的に日本中で様々な広告の企画・制作の仕事をしています。

諸般の事情と下心を胸に、noteを始めることにしました。

広告クリエイティブのノウハウは、およそもう、多くの方々が発信されています。ぼく自身、まだまだ未熟なところもあるので、そんなものを語ったところで自分よりも実力がある人に足元をすくわれるのがオチでしょう。

そんな中、自分ができることは何だろうと悩んだ結果、伝えるべきは「失敗談」だと思い当たりました。もちろん、個人や企業が特定されない範囲で

これならぼくにしかできない話ができる。自慢話に比べれば聞いてもらえる気もします。では早速・・・と話し始める前に簡単に自分たちのことをお話させてください。

最初の5,6年はクレームの嵐。何度も死にかける。

2013年に独立して10年が経ちました。

「すごいね」と言ってくださる方も多いのですが、調子に乗ったまま独立をしたため、最初の5,6年間はズタボロでした。

特にぼくは当時、制作スキルがないのに弁が立つものだからタチが悪かった。

お客様に極端に期待させるのは上手だったけど、提出する企画や制作物のレベルが大変に低くて。

さらに失敗から1ミリも学ばず、次から次へといろんな環境に首を突っ込むので、トラブルが絶えない。

仕事をすればするほど不幸な人をふやし、たくさんの人が離れていきました。

メンタルがやられ「あー、もう辞めよっかな」と思うことなんてしょっちゅう。

それでも根気づよく付き合ってくださった、クライアント様、クリエイターの皆様のおかげで今、広告の仕事を続けることができました。

奇跡や希望を生み出すために、全力でたたかう企業

ぼくらが仕事をする上で気をつけているのは、ご一緒するクライアント企業様のスタンスです。

「利益さえ生まれれば、どんな会社とでも仕事をします」

という時期もあったのですが、こうした考え方でいいなら独立した意味がない。

会社の利益確保の目処が立たない時期や、自分の能力が足りない時期はそれでもいいと思っていました。

しかし、実力が一定水準に達した時、わざわざお引き受けする必要もないかなと思っていて。

本気じゃないお客様相手に、本気の提案をぶつけると、

「何一生懸命考えちゃってるんですか? とりあえずまず、言われた通りにやってくださいよ」

みたいなリアクションが余裕で返ってくるため、モチベーションを保つことが非常に難しい。

アイデアを練るのも、カタチにするのも、成果を検証するのもそれなりに手間がかかります。ノウハウも必要ですし。

そしてぼくらはクライアント企業の成長と成功を心の底から願っている。

だとするならば、もっと真剣にワクワクする世界線を行く企業と仕事をさせてほしいなと。

そこで

「奇跡や希望を生み出すために、全力でたたかう企業・個人」

をクライアントと定めることにしました。

実際に今、ご支援させていただいているクライアント様はみんなこの定義に当てはまっています。例えば・・・

「はたらくすべての人の力になる、新規事業に挑む新聞社様」

「世界中のサービスをロボットの力で大改革しようとしている、ロボティクスカンパニー」

「地球と家族のためのエクステリア工事を、素材や設備から開発するコンクリート圧送企業」

「アスリートの力を全方位的に解き放つ、アクティベーションカンパニー」

「世界有数のテキスタイルメニューを持ち、ヒットブランドを多数保有するアパレル企業」

「大手自動車メーカーの工事を50年以上直請けする、少数精鋭の電気工事会社」

といった感じです。

現代は戦争、疫病、景気の悪化、少子高齢化などの気が滅入る情報が、イヤでも飛び込んで来る。

だからこそ、いま、逆境にニヤリとしながらタクトをふるう経営者や、「もう無理ですー!」と悲鳴を上げながら食らいつく社員の皆様がいる会社は見過ごしてはおけない。

求められるパフォーマンスの基準は非常に高いですが、そのぶんやりがいもあって楽しい。

そんな会社にどんなふうに貢献しているのか、具体策については別の機会で。自慢話にならない程度にお話できればと思います。

一部はこちらからご覧になれます。


課題解決の計画を、制作物に落とし込めない

次回の予告を少しだけ。

お伝えしたいのは、課題を解決していく考え方を立案したのに、それを制作物に落とし込めなくてトラブルになった事案です。

企画フェーズで、めちゃくちゃ最もらしいことを言ってるのにそれが全く、クリエイティブに反映されない。

「そんなことあるの?」

という方もいらっしゃるかもしれませんが、結構いろんな現場で起きていると思っていて。

今なら分かるのですが、課題を特定し、その課題を解決に導く仮説をつくる力と、仮説をもとに具体的な制作物を作り込む力は全く別。

違う競技なんです。

次回はこのあたりの地獄について学んだことを発信していきます。その他、将来的には

・パートナークリエイターの募集
・クライアント企業や、パートナークリエイターの素晴らしさ自慢
・お仕事の募集(キャパがちゃんと空けば)

なんかもやっていきたいと思います。何卒、よろしくお願いします! デリケートな情報を取り扱うので、慎重に、慎重に、情報発信していきます。


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