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食べる#35 FeMEETS定期便始まります①~これまでの振り返り

構想段階から3年。
プロダクトができて2年。
テスト販売から1年半。

ようやくここまで来ました。涙

ここに来るまで、本当にいろんなことがありました。
自分の頭の整理のためにもこれまでの経緯を時系列でまとめてみます。

鳥獣被害対策とイノシシの解体に関わりながら、いろんな課題と向き合う日々。
そんな中で自らの貧血の診断から、貧血対策について管理栄養士として再度学び直しを始める。

最初は鹿肉を取り寄せて調理する中で、「あれ?夏場の猪肉と似てるな」という発見もあり!

貧血というテーマでSNS投稿したところ、同じような悩みを抱える女性が多くいることが分かりました。

そこから、100人規模のアンケートを取ってこういう女性達が具体的にどんなことに悩みを持っているかを探り、ようやく『FeMEETS』プロダクトが見えてきました。

鉄を意味する『Fe』、出逢いを意味する『MEETS』それを掛け合わせてつくった名前です。
「こんな素晴らしい食材と出逢わせてくれてありがとう」
「イノシシと出逢えて良かった」

猪肉を食べた友人がくれた言葉が元になっています。

そこから20人の方にモニターになっていただき、わたしの作ったプロダクト構想は、わたしの頭の中だけの妄想になっていないかを検証。

アンケート結果が仮説通りだったというだけでなく、

モニターの皆さんからすごい熱量でフィードバックをもらえたことが本当にうれしかった。

自由筆記欄にこれだけのコメントと全員が「ZOOMでのヒアリングに協力してもらえるか?」に「はい」と答えていただけたこと自体がとてもうれしかった。

しかし、モニターさんに3カ月使っていただき、そこからなかなか前に進めず…
そのくらい、毎日のようにやってくるイノシシの対応・飲食店業務も始まり、余裕の無い日々でした(言い訳ですが)

歩みを止めないために…という理由で、ピッチ大会に挑戦したり、

ビジネスプランコンテスト「SOERU」にも応募し、受賞してみたり

この二つに挑戦して良かったのは、限られた時間内で自分が表現したい世界観を効果的に伝えるためのトレーニングになったということ。
それまではぼんやりしていた「こうなったらいいな」が、公の場で発言することで輪郭がはっきりし、そして自分の発する言葉にも責任が帯びてきます。
「やらなきゃいけない」と自分を追い込むことで、スピード感とパワーも増します。
(苦手な収支計画書ともだいぶ格闘しました)

人から見たら亀の歩みかもしれませんが、こうして時系列に振り返ってみると、それぞれの出来事のタイミングと結果にはきちんと意味があり、次にどう動くかという道しるべになります。

今回、定期便をスタートさせましたが、正直全て準備OK!という状態ではありません。
昔のわたしだったら「まだ待て」と言っていたかもしれません。

「松江市での豚熱発生」という新たな問題も勃発。
かかる時間もコストも、精神的ストレスも増えました。

でも、何とかするために何とか動くしかない!!
何か問題が出てきたらその時考えよう!!
・・・とほぼ勢いで決め、多くの人の協力のおかげで目標としていた7月1日に告知をスタートすることができました。

(材料は足りるのか?)
(わたしの時間的リソースは?)
(そもそもユーザーさんは本当に集まるのか?)

正直なところ、8割方不安です。
あれもできてない、これもできてない。。
値段やシステムはこれでよかったのか…
挙げるとキリがない。

ここには正直に書きますけど。

後半はこれからについて、、
もっと前向きなこと書きます!笑

FeMEETS専用のオンラインショップが出来ました↓


定期便はこちら↓

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