見出し画像

食べる#10 八雲の梅とわたしたち②

前回は八雲町の梅に関わる地域の話、生産についての記事を書きました。

八雲の梅を使った梅仕事の様子を書きかけていたところ…
7/6に島根県東部を中心に線状降水帯が停滞し、洪水や土砂崩れの危険が迫っていました。
その中でも松江市八雲町(日吉地区)には警戒レベル5である「緊急安全確保」が出されたこともあり、全国版のニュースで報道されました。
過去に梅や猪肉を買ってくださった県外の方々から、八雲町とわたしたちを心配して温かいメッセージをいただき、感謝しております。

幸い人的な被害はなく、豪雨のピークは越したようです。
しかし、松江市内、八雲町内あらゆるところで小さな土砂崩れや冠水はあり、むらの駅やくもの選果場の敷地は激しい水流で下地を持って行かれてボコボコになっていました。
天候が安定したら復旧作業を行おうと思います。
梅林はまだ見に行けてないので、こちらも身の危険が無くなったらパトロールに行ってまいります。
未だ現場を回られてる関係者の方、どうかご安全に。。

さて、

今回は、その梅を使った『梅仕事』の様子をご紹介したいと思います。

梅仕事というと、
・梅シロップ
・梅酒
・梅干し
あたりが真っ先に挙げられると思います。
梅に関わり出して5年になるので、この3つは一通り作ってきました。

また、今回むらの駅やくもの梅を購入してくださったお客様たちの梅仕事の様子を一部ご紹介。

どのおうちのどの梅も、とてもかわいい。
実は、
よそのおうちの梅仕事の様子を垣間見るの、大好きなんです。
同じ「梅」という素材を使っていても、
選ぶ器や瓶、使う砂糖やお酒の種類が違ったり、
目からウロコな作り方を教えてもらえたり。
そして、出来上がりを待つ時間を共有出来てる感じが、なんだか嬉しくなる。

その他にも、Instagramで
#むらの駅やくも
#梅仕事2021
で検索してみてください!
今回、思い付きで皆さんの梅仕事をシェアしてもらったのですが、自分たちで育て収穫した梅の晴れ姿をコレクションできて、大大大満足です。

当のわたしの梅仕事は…
noteでも見かけて気になってた『梅味噌』にチャレンジしてみることにしました。
出来上がりがどんな感じになるのかもあまりイメージできてなかったのだけど、
「簡単!」「万能!」
という言葉に釣られたのと、新しいことやってみたかったので、とりあえず作ってみることに。

【材料】
・梅 250g
・味噌 250g
・はちみつ 250g

味噌も八雲町産!
猪汁やぼたん鍋にもオススメの八雲のおばさん味噌(手づくり)

【作り方】
①梅は洗ってヘソを取り、十字に切り込みを入れる

②ジップロックで半日冷凍(梅エキスを素早く出すため)

③冷凍庫から出したら、ジップロックに味噌とはちみつを入れて混ぜる

④モミモミして均一にしたら、1週間冷蔵庫で寝かせる(おやすみ)


⑤1週間経ったら完成!!

梅は引き上げて、食べる時に果肉を刻んで入れたりしても良いらしい。

梅からエキスがたっぷり出て、思ったよりサラサラなテクスチャー。

茹でたオクラや、冷やしキュウリにかけると最高!いくらでも食べられる。

梅のまろやかな酸味と、はちみつの優しい甘さのおかげか、酢味噌ほど酢がキツくないので子どもも喜んで食べました。

冷蔵庫保管で1ヶ月くらいは持つそう。
大雨も過ぎ去り、来週あたりには梅雨明けかな!?
暑くなるとますます活躍しそうなレシピです。
蒸し鶏とか、お素麺の味変にも良さそう。

※こちらのレシピを参考にアレンジしました。
梅味噌の作り方。

そうそう、氷砂糖の代わりに金平糖を使った
『金平糖梅酒』
も作ってみました。

インスタ映え〜!
がしかし、半日くらいで金平糖が溶けて、スグ普通の梅酒になりましたw
こちらは一年間待ってみます。
それまでは、昨年漬けた梅酒を楽しみまーす!

この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?