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#2 ゴールはどこですか?

noteの第二弾です。第一弾は、少し業界寄りになったので、もう少し一般的に汎用的な内容の記事にしたいなと思いました。いつまで続くかわからないですが、日々のプンプンとした鬱憤をここに書いていくことができればと思います。それが結果として、いろんな人に伝わって、世の中がよくなるといいな、と思います。

文章長く書く癖があるので、短くまとめていきます。

まず、仕事とは何か?

早速、まず、仕事とはなんだと思いますか。といった、これまたこれ自体で話が長くなりそうなことを書きます。

仕事とは、端的に、いうと、人の役に立つことをすること。人は、己が便利・楽・楽しいなどいった自分にとってメリットがあり、それを他社が解決してくれると仕事が発生します。なので基本的に、仕事とは、対クライアント(相手)が存在するものになります。これはすべての物事に共通かと思います。

その仕事の上で大事なのは、いつまでに何をすればいいかということ。相手がいる以上、期限と与えるものが必要です。そのゴールが大抵の場合必要です。

仕事において、ストレスがかかるのは、人間関係が一番かと思いますが、その次くらいにゴールが見えないことがあると思います。ゴールがわからなければ、暗中模索で暗闇を歩くようで仕事をしている気がせず、ただ毎日を労働で終えてしまいます。故に、日々、労働する上で重要なのは、「ゴール」をまず設定することです。

これができれば大抵の仕事は良くなります。

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ゴールとは何か?

では、ゴールとは何か。それは、達成条件がわかるものである必要があります。どちらかという、ゴールとは条件に近いです。

ゴールを作るからには、それを完了したということを確認できる必要性があります。従い、ゴールにはわかりやすい完了上krん必要性があります。

ゴールの設定はとしては、①「数値で達成がわかるもの」 、もしくは、②「AをBする」といった完了系にできるものにすると一番わかりやすいです。それに加えて、③「いつまでに(納期)」といった締め切りがある必要性がありあります。

件局、ゴールというのは「いつまでに、AをBする」といった単純なものがあれば良いということです。そしてそれを達成したどうかが第三者的にも判断できることが重要です。

なぜ、ゴールが必要なのか

では、ゴールをなぜ、設定する必要があるのか。

それは、シンプルにチームであれ、個人であれ、「全力で仕事をする」ためです。ゴールがわかれば、力のかけ方がわかります。

例えるならば、仕事は山登りであったり、マラソンであったりします。ゴールが全然見えなければ、労力の配分を見失いがちです。ゴール地点がわからずに、ひたすらマラソンしてください。というのは、誰にとっても苦痛かと思われます。ゴール地点さえわかれば、そこから先は、各々のペースで締め切りまでに自由に達成すれば良いからです。

道筋は自由に制限をつけない。

ただゴールを作った際に、気をつけなければいけないのは、道筋は自由にきめていいということをルールとすることです。

チームで仮に仕事をする場合、道筋を全部教えてしまうと、その人自体の個性がなくなってしまい、仕事を楽しむモチベーションを喪失させてしまう可能性があります。

仕事をタスクではなく、「遊び」と捉えて、ゲーム感覚で楽しめると良いですよね。

合流地点を決める。

ただ、道筋は自由で良いと決めても、合流地点やチェックポイントを設けることを忘れないことが重要です。

プロジェクトマネジメント的にいうと、マイルストーンというやつです。

裁量ある仕事の場合、本当に人それぞれで、放置してしまうと、暴走していたりゴールと反対方向に向かっていたりする時があります。

従い、ゴールにたどり着くまでに、チェックポイントをファースト地点、中間、最終地点とチェックポイントをお互いに認識合わせて進むことができればと思います。

もちろん、そのチェックポイントによっては、ファースト地点まで一緒に行ってみようとか、最終地点からゴールまでは一緒にいこうなどと相談して進むこともできると思います。

全てのものにはゴールがある。

すべての仕事には、ゴールがあります。

そのゴールをいかにチームで共有するか、みんな同じ場所に向かっているか、これはチームビルディングの上でとても大切です。

そして、ゴールが明確であるだけで、仕事のスピードと質があがります。これは企画にせよ、クリエイティブにせよ、その他のプロジェクトにせよ、共通する考えだと思います。

この意識、大切。

まとめ

今回はゴールについて書いてみました。

この考え方って、当たり前のようだけど、世の中的には、「当たり前すぎて忘れている」ものになっているようです。今一度、この考え方で、仕事をしてみると、思ったよりも仕事が効率化したり、チームのコミュニケーションが円滑になったりするかもです。

参考書籍

一応、ここまで読んでもっと知識を深めたいという、猛者のために、参考書籍も置いておきます。

●『童話でわかるプロジェクトマネジメント』秀和システム, 2017年

まずは、ライトにやさしく、プロジェクトマネジメントを学ぼう。

【PMBOK関連書籍】

まずは、プロジェクトマネジメントというものを体系的に学ぶのが重要かと思われます.

PMBOK(ピンボック)とは「プロジェクトマネジメントを初めて体系化した」「プロセスをマネジメントする」ための本になります。

入門としては下記参考に、どうぞ。

●林千晶,高橋宏祐『Webプロジェクトマネジメント標準』技術評論社,2008年

PMBOKに準拠して、ロフトワークさんが書いている書籍。すこし出版されてからPMBOKも新しくなっているかとは思いますが、正直、WEB系の仕事のプロジェクトマネジメントはこれさえ読めば、完璧!

そして、実は、この書籍、ロフトワークさんで無料でDLできるようになっている!(正直、これだけ読めば、PMBOKは軽くマスターできる!)※いまだにDLできるかは不明ですが。


●前田 考歩 『予定通り進まないプロジェクトの進め方』宣伝会議, 2018年

日々のプロジェクトで、悩んでいる方に。実際に、業務遂行で課題を感じている方向け。

●エルエフ ゴールドラット『ザ・ゴール』ダイヤモンド社, 2001年

とても長いですが、2冊読む価値あります。連休とかを使って一気読みしてみてください。

●エルエフ ゴールドラット『クリティカルチェーン』ダイヤモンド社, 2003年

ちょっと長いですが、「ザ・ゴール」を読み終えた人で時間がある人は読んでおくと良いかもです。

●Jonathan Rasmusson 『アジャイルサムライ−達人開発者への道』オーム社, 2011年

さらなる高みを目指す人向けです。アジャイル開発というものを知っておくだけでもまずは価値があります。システム的な領域をやる人もそうでもない人も一読しておくべきかと。

以上。


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