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#03 武器は何個ありますか?

きままに、3回目の執筆。今回は企画する際の武器である、考える方法、アイデアの方法について、記載していきます。

前回の反省として、参考書籍をついつい出し過ぎてしまう傾向があるので、今回は、参考書籍を少なめにしたいと思っています。あと、本をただ紹介するだけだとわかりづらさがあるので、一個一個コメントした方が良いかもですね。

今回はアイデアを考えるときに、使える武器である、思考方法や思考のアウトプット方法について。

考える武器とは?

まず、考える際の武器とはなんでしょうか。

企画やクリエイティブを考えるときは、「ただ考える」のではなくて、仕事として、クリエイティブや企画を行う際は、それに再現性が求められます。一発屋ではなくて、速度と質が求められます。その際に、考える武器となるものが必要になります。

考える武器とは、基本的に、①インプット、②アウトプット、③表現の3つが必要であると思います。そのうちの、今回は、②のアウトプットの仕方について記載します。一応、それぞれを軽く説明すると、インプットとは情報収集であったり、己の強みを生かすことです。趣味であったり、経験であったりなどなど。アウトプットとは、そのインプットした情報をいかに企画としてアウトプットできるかということです。そのためには、アウトプットの型がいくつかあります。その型は人それぞれありますが、だんだんと、自分の流儀ができてくるかと思います。最後の、表現とは、伝え方に近いです。企画をどう伝えると分かりやすいか、プレゼンであったり絵作りなどのスキルです。

今回は上記の中でも、②のアウトプットについて武器。簡単にいうと、アイデアを召喚するための召喚術や黒魔術みたいなものです。強力なモンスター(アイデア)を呼び出すためには、一種の儀式のようなものが必要になります。

その儀式の方法を本日はメモとして記載していくことができればと思います。

まずは、ベーシックな話から

まずは、企画をする際に、基礎的なところから。しかし、正直、これについては、本を読めば大抵、理解できるので、ここの部分については、本の紹介にて失礼します。(冒頭の話とは裏腹に、また、参考書籍ですみません。) 共通言語を話すためには、ある程度の読書ってやっぱり欠かすことできないのですかね。

まずは、広告業界の人ならば、一度は聞いたことがあるだろう、JWヤングの『アイデアのつくり方』について。これは名著すぎるので、今回は割愛。

一応、参考にリンクだけ貼っておきます。

そのほかにも参考に見ておいて欲しい本として、 『考具』
この書籍に関しては、考えるために必要な方法がほぼ網羅されているといっても過言ではないです。これをアイデアのつくり方を読んだ後に読んで、アイデアの広げ方を理解することができればと思います。

そして、クリエイティブが少し楽しくなってきた人に読んで欲しいのが、『なんクリ』です。これは、企画をやる人にとってバイブルにすべき本です。道に迷ったらここに帰ってくるための起点であり、終着的な書籍です。

正直、上記の3つの本さえ読んでおけば、アイデアの考え方については、それを信じてやれば、企画のプロにはなれるかと思います。

...結果、書籍の紹介みたいな感じになってしまったのですが、正直、今回、書こうと思った内容、上記の内容でほぼ網羅されてしまいましたね...。本当にリスペクトです。

では上記を読んだ上でどうすれば企画の武器を増やすことができるのか。

「自分の型」をみつける

実際に、上記の本を読んだ上で、武器の使い方についてなのですが、まずは、一通り実践してみて「自分の型」を見つけることが重要だと思います。

自分が企画をする際に、一番、アイデアが出やすい、「自分の型」を見つけることで企画の再現性が上がります。そして、何度も同じ型でやっていくうちに、マンネリ化が始まります。なんだか、毎回、似たような企画になってきたりしてきてしまいます。そういったときは、①のインプットを増やすことも重要だったりします。仕事しすぎ人間の企画がどうにもつまらくなくなってしまうのは、実は、「企画しかしていない」ということが原因なこともあります。

そして、自分の型は、多いほど良いです。この課題の時は、この企画の型が合っているという、型が合わさっていきます。そうすると、気持ちよく企画が湧きやすくなるかと思います。鬼滅の刃でいうと水の呼吸とかに10個くらいの型があるイメージです。まずは、その10個の型を見つけると大敵が倒しやすくなるかもです。

企画の考え方を記録する

そして、重要なのが、企画をした際に、メモであったり、ブレスト資料、アイデアが至るまでの記録をとることが重要だったりします。

どうして、このアイデアに至ったのかを考える。最終的に、アイデアが出てきたということは、そこに至るまでに、何かしらの経緯であったり、原因があるはずです。その種となる企画の考え方のメモを取ると、次の企画のときにかなり役に立ちます。

とはいえ、仕事の最中に考え方の記録を取るとなると、時間がもったいないので、ある程度、どこかでまとまった時間をとることが重要です。例えば、企画コンペで勝った時であったり、面白い企画ができた時であったり、賞をもらった時、いい仕事ができたとき、などなどのタイミングに少し時間を取って、最初から最後までをいくつかの線でフロー整理すると良いかもです。時間や、分岐などを記載するとより良いかもです。

成功体験を作る

そして、重要なことは成功体験を作ることです。企画において、重要なことは企画を考えることではなく、成功体験をつくることです。企画の成功はいくつかの判断基準があると思いますが、それをいかに増やすかと、そのための考える武器がなんだったのかが重要です。

まずは、成功体験 + 武器を見つけるのを最短でみつけましょう。いくら、武器があっても、敵が倒せなければ、何も意味ないので。

まとめ

上記で以上になります。これから企画をやる人とかアイデアの出し方で悩んでいる人がいれば参考にしてもらえると嬉しいですね。

不毛な仕事が減ってくると良いですね。







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