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苦手を鍛える考え方

苦手な部分、弱い部分を鍛えるには…。

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今日は、ド緊張さん話しベタさんにも使える
リハビリの教えを2つお伝えします。

1、苦手な部分のみを鍛えてはいけない

例えば、脳梗塞で右半身にマヒがある人に対して、どんなリハビリをするか知っていますか?

マヒのある右半身”のみ”をトレーニングすると思いがちですが、実はその逆なんです。

マヒのない左半身を鍛えて、そのサポート役としてマヒのある右側を一緒に鍛えるんですって。どうやらリハビリでは当然のことのようです。

ココに話し下手さんや緊張さんにも使えるヒントがあると思います。

弱い部分ばかり鍛えると良くない理由は…
『「頭のよさ」テスト』より引用)


・苦痛を伴う
・逆にチカラが入ってぎこちなくなる
・能力をあげようとしているのにモチベーションが下がる


弱い感覚を鍛える時は、一緒に他の感覚を鍛えると、ベースが底上げされるんです。

確かに、モテない男性がモテる方法ばかり考えるのをやめて、興味のあることに熱中し始めたら表情が生き生きして、その後、彼女ができたという話を聞いたことがあります。

では、話し方のトレーニングに当てはめて考えてみましょう。

あなたがド緊張さんならば、メインに鍛えるのは、
聞き方を鍛えるってこと。

人の話を積極的に聞いて、否定せずに聞いてみる。

緊張して話している人がいたら、否定するのではなく、「大丈夫、いいよいいよ」と思いながら聞いてみる。そういうことを試してみてください。

なぜなら、否定して話を聞いている人は、自分が話している時に、周りの人もキット否定しているだろうって思って緊張がひどくなるから。

これは私自身、一番効果があったことですので、試してみる価値ありますよ。

2、短期目標と長期目標を設定する

リハビリの教えによる目標の立て方です。これはビジネスでも言われていることですね。

リハビリを例にあげると
長期目標 … 歩く
短期目標 … 座るために骨盤周りの筋肉を鍛える
       それができたら、自分で座る
       それができたら、自分で立つ

というように長期目標に向けて短期目標を少しずつクリアしていきます。

話し方のトレーニングに当てはめてみると、
長期目標 … 滑舌を良くする
短期目標 … ゆっくり話す
       口を大きく開けて話す
       間(ポーズ)を開けて話す

こんな風に、短期目標をクリアしていくと、聞き取りやすい話し方になってくるので、徐々に自信もついてきます。

今回は、『医師のつくった「頭のよさ」テスト』著:本田真美から
2ページだけ書かれていたことなんですが、話し方にも通じるなと思いご紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます!



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