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公認会計士と税理士の特徴

たまにはちょっと業界のことについて。マニアックですが、誰か興味あるのでしょうか?笑

会計と税務、公認会計士と税理士との違いについて感じたこと。あくまでも私見です!



これまでの経歴

ちなみに僕の経歴をみると、良くも悪くも公認会計士や税理士の方に囲まれてきています。笑

  • 大学時代はひたすら公認会計士の勉強

  • 最初の就職先は監査法人(監査は公認会計士の独占業務)

  • 転職先は会計関連のコンサル

かれこれ最初に勉強をはじめてから15年以上は経っているんですね。


会計業界に属する方の全体感

会計関連の業界の方はとにかく細かいです。もちろん縦計、横計、端数処理…数字については当然です。

ただ資料も、全角半角、スペースの有り無し、フォント、文字の大きさ、文字色、強調の仕方…

統一したルールでないと許さないみたいな人が多いです。

よく言えば細かいところまできっちりしている、という感じですかね。真面目で堅実です。

一方で、創作活動というかクリエイティブな業務を得意としている方は少ない印象ですね。

ルールの下で、着実に業務を進めることが好きな方は向いていると思います。


公認会計士と税理士の特徴

その中で公認会計士と税理士は似ているようですが、僕は思ってたより違うなと感じました。

どちらも会社の仕訳をみたり、決算書を作成したりと似たところは多く、一般の方からすると業務内容の違いもわかりにくいかと思います。

ただ、それぞれの分野の目的がそもそも異なります。イメージとしてはこんな感じです。
(公認会計士は手続きを行えば税理士登録も可能)

  • 会計は企業の適正な財務状況を表すこと

  • 税務は適切な税金を計算すること


そして公認会計士の(会計)監査は主に上場企業等の大きな会社に対して行われています。
よって、公認会計士は監査法人という大きな組織に所属して、チームで監査を行います。

対して税理士は、大きな会社だけでなく、中小企業や個人にも業務を提供します。
そうすると、個人の事務所でも対応することができます。

上記の業務や僕の経験から考えられる特徴としては、

  • 公認会計士:チームプレイが得意、サラリーマン気質、大企業に強い、ドライ

  • 税理士:個人プレイが得意、独立思考、中小企業又は個人に強い、ウェット

適切かどうかはあれですが、イメージを掴んでもらうとするなら公認会計士はサラリーマン、税理士は個人事業主みたいな感じでしょうか。


どうでしょうか?もちろん個々人で性質は異なりますが、全体感としては僕はこんな感じかと思っています。

公認会計士や税理士を目指す方、その業界に転職するような方、誰かの役に立てば嬉しいです。笑

最後までお読みいただきありがとうございました!










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