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お産とは別のことを考えたい|2023.01.10-01.12

[2023.01.10(火)]出産レポが怖い

他の人の出産体験談を読んでは恐怖に駆られる。マタニティスイミングスクールに通っていた時も、先輩受講者からの出産報告のお手紙を公開してくれていたのでよく読んでいたけれど、その時よりもずっと差し迫った気持ちで読んでしまう。一人ひとり違うのだから気にしても仕方ないのだろうけれど、「陣痛の最初のころ、我慢できる程度の痛みのわりに子宮口が意外と開いていたからシメシメ安産か?と思っていたけれど、その後、陣痛はひどくなったのにお産が全然進まず、陣痛促進剤投与や人工破水などいろいろ手を尽くして結局3日間かかった難産だった、そして母体がズタボロに負傷していた」というような趣旨の出産レポを見ると、順調に進むかどうかなんて誰もわからないのだなとあらためて感じ、産後の痛みや苦労も思いやられ、気が遠くなる。

心配しすぎても意味がないと、人から言われたり自分でも思ったりするけれど、まぁ、気が遠くなるのも仕方ないと思う。私が産むのだし、どのくらいつらいのか、誰にもわからないのだし。ただ、毎日毎日そんなことばかり考えているのもつまらないので、全然別のことも考えてみたい。明日はそんなふうに過ごせるだろうか。

[2023.01.11(水)]レベルアップ編実践

昨日は一日中暴風が吹き荒れていたけれど、今日は打って変わって穏やかないい日だった。昨日の風が雲を全部吹き飛ばしていったのだなと思った。せっかくなので朝、昼、夕と3回散歩をした。先日習得した「ウォーキングレベルアップ編」で紹介していた腕の動きや「カニ歩き」も実践したところ、いつも使わない筋肉を使っている感じがしてすごい。散歩は楽しいけれど、そのぶん油断しておやつを食べたりしているので、体重コントロールはたぶん利いていない。ため息をつきながら栗ようかんを食べた。

[2023.01.12(木)]私のフェミニズムを掘り起こす

お産とは別のことを考えたいなら、まず手軽なのは今読んでいる本に集中することだ、ということで、『フェミニズムってなんですか?』(清水晶子〔文春新書〕、文藝春秋、2022年)をじっくり読んでいた。たしかにお産の恐怖からは離れることができたけれど、これはこれで真顔で考え込まざるを得ないテーマだった。重要だと思う箇所を手元のノートに書き留めていったのだけど、途中から自分自身のことに思いを馳せすぎてページを繰る手が止まった。

私は自分の意志で(少なくとも、そう信じて)今の仕事に就いて結婚して今に至るわけだけど、はたして ”私のフェミニズム” にちゃんと向き合ってこられたんだろうか、とか、向き合ったら何がどう変わるだろうか、とか。私が胸の内でどこか求めている「自立」した生き方っていったいどんなものなのか、とか。人から支えを得たり助けてもらったりすることに何ら抵抗はないけれど、それでも侵されたくない尊厳みたいなものの正体はいったいなんなんだろう、とか。違和感や憤りを感じたときに、どうやって人と接したらいいんだろう、とか。

まだまだずっと考えていられそう。焦らず探っていきたい。

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毎日いろんなことがあるけれど、例えば一日に2つくらい悪いことがあっても、その他10個くらいのどうでもいいけど笑えることがあったら、何事もなかったかのように明日も、そして来週も暮らせそうな気がします。

だからどうでもいいけど笑えることをできるだけ増やしていきたいなと思います。

今週も大変、お疲れ様でした!

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