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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.120偶然の出会いに愛の巻

おはようございます。

結構激しく雨が降っている今日の板橋区です。

昨日は今までお世話になった病院に紹介状を取りに行く日で、午後からだったので、その前に吉方角のお地蔵さん巡りをしたいと午前11時頃からでかけました。

昨日の吉方角は南で、南エリアも歩くとお地蔵さんには出逢えそうな場所なのですね。それで、はじめはホームラン地蔵さんを目指して、京急の新馬場でおりました。グーグルでホームラン地蔵を調べて歩いてもいいのですが、なんとなく、自分で歩いてみたくなって、お腹も空いてきてたので、どこかで軽くランチができれば・・・と歩き出しました。

ところで、ちょっと話は変わるのですが、私の生活の一部として、この歩き地蔵コンテンツは定着していて、昨日の取材内容を整理していき、絵を描き始めると、お地蔵さんとの会話というのか、お地蔵さんはなぜ、この日、私と会ってくださったのか?って思ったりなんだりしていると、モヤモヤと心に浮かんでは消えそうで消えない、人間が持つ特有の「心配ごと」というのが、違った観点で見ることができるようになっている自分に気が付きます。

前の私だと、雨っていうだけで気分も落ち込み気味で、神経質に、右の腕の痛みを感じ、これだから雨の日は困る~みたいに、自分の体の痛みを雨のせいにしていました。

けど、なんだろう?自分の体の声を聞き、あ、ちょっと痛いかな?と思う部位があったとしたら、そこに血流が行くイメージで呼吸し、かつ、絵を描いて、紙に筆を伝って、絵の具が自分の、つまり作者の意図に近いように絵の具が流れますが、それと同じように自分の体がキャンパスだと思い、血液が痛いと感じる所に流れ、血液が頑張って働いてくれて、痛みを緩和し、かつ、治るというイメージも持つことができるのではないか?って今朝思ったんですね。

そしたら、この雨の日で痛いと思っていた右の腕の部位の痛みはそんな大変でもなく、かつ、雨の音はショパンの響き?なんちゃって~みたいに、環境が自分むきに整ってくるのです。

「あ~雨だから嫌だな~」

これ、辞めてみましょう。

「あ、雨だから潤うわ~」

そう言ってもらえると雨はいい感じで降ったあとにはバイバイしてくれると思うのですね。

嫌な人って言われると、もっと嫌な人になりたくなる。雨嫌だな~っていうと、もっともっと降ってやれ~って。

だから、「あ~地球が潤って、作物にも水が行き渡り、自然の恵みは有難いな~」で行きましょう。

さて、朝の閃きを書いて話がそれてしまいましたが、

新馬場と北品川のエリアはとても面白いです。ですが、おそらく、お地蔵さんに興味を持たないと、わざわざ、京急で品川から各駅停車に乗って降りて歩くなんてことはしなかったと思いますね。京急と言ったら、出身大学が横浜市立大学だったので、学校へ行くための電車でしたから・・・。

とにかく品川宿、昔の風情が残っていて、私、大好きになりました。

マグロ屋さんの予約表?

ふつうの人 

いつもの人

なぞなぞみたいで面白いでしょ?

普通に草履屋さんがありますね~。楽しいな~。

歴史のターニングポイントの人物列伝の宿。

土蔵相模とか、今は昔の建物ではないけど、看板一つでもわくわくするでしょ?

何かの占いで、私の守護霊さんが虚空蔵菩薩さんと聞いていたのですが、虚空蔵菩薩を祀っているお寺さんで線香を上げさせていただき、お参りする。

お参りって気持ちがいいです。す~ってしますね。

実は、このお堂を一番はじめに発見し、今回のお地蔵さんには一番最初に参拝させていただいていました。

その前にこのエリアがいかに粋なエリアかご紹介させていただきました。品川は未来的思考と古の風情とが入り混じっている面白いタイムトンネルの町なんだな~。

それこそ、元気さんと一緒に参加したユーカリが丘の散歩チームさんにご紹介したいくらい。あ、もう既に散歩済みですよ。と、言うかも知れないけど、楽しいエリアです。

では、お地蔵さんに今回もご登場いただきましょう。

お地蔵さん、よろしくお願い申し上げます。

「はい。おはようございます」

「はい。昨日は出逢えて本当に嬉しかったです」

「え?どうして?」

「いや、ネットで調べての前知識で伺うのではなく、何気なく出逢えたので・・・宝探しで宝物を見つけたような感じなんです」

「ま、宝物だなんて、うふ。嬉しいな」

「だって、もう立派なお堂です。後ろ向きになってたので、はじめ、公衆トイレかな?とか思っちゃったけど、いや、きっとお地蔵さんだわ~って思って伺うと・・・」

「このように、きちんと祀られてて」

「はい。そうなんです。生まれは大正10年だったかしら?実はこのお堂の後ろは当時目黒川だったんですね。ですが、ある台風の時に川が氾濫して、子どもが流されたしまったの。その御霊、安らかなれって思いで地元の有志の方が建ててくださったのね。その後、目黒川の改修工事があって、川は他の流れになったけど、お地蔵さんの私たちだけ残って、それでこの地域住民の方々がそのままの場所でお堂も立ててくださったのよ」

「あ~タウン誌で紹介されていますね?」

「平成21年に再建したって書いてますね?」

「そうなの~」

「あ、このエリアって、昔と今と未来と繋がっている感じがすごくしているんです。私」

「例えば?」

「駅降りてすぐ、六行会ホールと品川図書館のビルがあって、写真に収めてこなっかったんですが、六行会に興味があって調べてみましたら・・・

幕末に地域の皆さんでお金を集めたことからが始まりとか、仏教の六道輪廻を名前の由来にしてたりとか、すごいな~って」

「そうだわね~。確かにね~。いい人たちの集まりって感じね~」

「いや、先進的というか、とにかく、愛だな~って」

「そうだね~。ね?先進的になっても永遠に変わらないでいることって何だと思う?」

「え、お地蔵さん、急に~」

「それは次世代への思いなんじゃないかな?って思うのよ」

「え?」

「私も子育て地蔵になって赤ちゃんを抱いている姿しているけど、子どもは次世代を担う者たち。勇者たちなのよ」

「はい」

「勇者たちは、自然に環境や時代の変化に気がつき、いい方向へと導く力がある」

「はい」

「なので、老害って言葉もちょっと変な言い回しで、私は好きな言葉ではないのだけど、若い世代や子供たちの思いを聞いて受け止める大人にならないと・・・特に権力を持つと自分が一番になってしまうから・・・若い人たちの芽をつぶさないこと。それが愛だし、究極、人類や地球が平和に進化していくための一番大事な技術でもあるって私は常に思って、このお地蔵さんしているのよ」

「すごい。そこまで考えていらっしゃるのですね?」

「はい。だから来てくださった方に、子どもが思うように勉強しないとか言ったら、『子どもの心を聞きなさい』とだけ、一生懸命に念じてあげるの」

「ほほほ~」

「するとね、本当にいい関係の親子になるのよ~」

「うおうお」

「ね、びっくりでしょ?」

「はい」

「それも地域の方々が立派なお堂を建ててくださったからできることなのよ。本当に感謝です」

「ですね~。いや~本当、今日はいいお話を聞かせていただきました。えっと、一緒に休憩しましょ」

「え?何?」

「ご近所の伊勢屋さん

で、おはぎ買ってきたんです~」

「3個あるので、一個づつ、わけあって食べましょう」

「ありがとう。では小豆のあんこをまず頂きますね」

「shibu気を使わないでいいのよ」

「いや、自分が食べたかっただけでして~笑」

「うふ、本当に皆さんの思いに感謝です。はい、坊やお食べなさい」

「はい。お母さんありがとう~」

「お母さん~。甘くてすごく美味しいよ~~~」

「わ~良かった」

「それは良かったわね~。ほら、shibuさんにきちんとお礼を言ってね」

「shibuさんありがとう」

「いやいや、照れるな~」

「私からもありがとう。子どもの笑顔が見れるのが親の生きがいよね。ありがとう」

「いやいや~いやいや~、じゃ、私も、黄粉にしようかな?パク、モグモグ~。うわ~いい感じ~ちょうどいい甘味~。疲れ癒される~」

「良かったわ~」

やっぱり目出度し目出度しだね~。

はい。

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございます。

さて、今日は、いろいろ家にいる分、できないでいたことを豆にしてみてもいいかな?と思っています。

自然と調和して生きていきます。

ありがとうございます。

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