見出し画像

【1$にカタル】その6『シソ(鳥)ンヌ』

1$ note 7周目です!ムラムラ、マスカキイキです!(ムラマスカツユキです)まだまだ、続きます(murder murder、続くって言ってるのにね)

はい!というわけで・・・

前回の『シラフ!!!! in the mist.』に引き続き、今回もコンセプター/イラストレーターとしての≪『発想』を形に起こすまで≫を行います。今回は、特に思い入れの強い作品。オリジナル最初の発表作品です。

画像2

archキャプション1

題材『Archaeopteryx don't know the kimono.』(2016/9/26)

2018/3月に行った初めての展示グループ展『Special Gallery Week』(福岡市白金)での展示のみ

1.海外に向けてのアピール
現在の『タイトル、ストーリーを可視化させる』という作風に至るまでには、『外国人とチャット交流が出来るアプリ』との出会いがまず大きなポイントになります。スタートの一時期、そのアプリ内でのツイッターTLの様なところで『好きなアニメ、マンガのキャラクターを描きます。』と言って絵の題材を募集していました。そのことで、イラストの画材のスキルアップ、描くことに対する単純な喜びを感じました。その流れで、『自らの中の面白さというものは、世界に対しても共通のモノなのではないか?』という気持ちを感じることが、オリジナル作品を作るきっかけになったのです。
2.掛け算というスタイル
この作品以降には、敢えて謳っていないのですが。
『〇〇×〇〇×〇〇』と、掛けたもののネタ晴らしみたいなことを行った唯一の作品です。ここからは、言わずとも『ムラマスカツユキ』は言葉遊びを行う人間なのだと分かっていただけると思い、野暮なので表記していません。
この『掛け算』という考え方により、物事同士をそうしてみたり、時には『割り算』という公式も当てはまるのではないか?など、こと題材づくりを行いやすくなりました。
3.衝動をまとめる
「人間の想像は無限大です。」なんとも、安っぽいながらも『=アート』の様な文言ではないでしょうか。無限大?自分自身へのその疑問に対する諦めのように感じました。【有限同士の掛け合わせにより出来る限り広大に見せるあたかも『無限大』の様に】という考えを根本に置き、キャプションに表記したのは皮肉です。
前にも記したように、アプリ内の外国人に向けての作品となった時『日本らしさ』をポップとして、『着物』の要素を入れました。【『始祖鳥』は、時代と生物の垣根を超える】【『着物』は、始祖鳥が纏う事の出来ない和の象徴】【『パリの街並み』異国の柄を入れて更に違和感を増す要素】同士の掛け算って『自分らしい』と落としどころ(=作風)に至りました。そして、それを描きたいという衝動こそが『可視化するスタイル』になったのです。

イラストに関して、今作と現在のスタイルの大きな違いは『トレース』を行っていない部分です。現在のものと違い写実的なアプローチは無いながらも、イラスト部分への強さが『コンセプト』の点よりも強く主張されています。比較として、現在の方が言葉への重きが増したのではないかと解釈します。色合いのポップさは、TL中に流れても画面上で目立つように配慮した結果だと思います。

この作品が、次回展示で見れます!今作約1年半ぶりの展示です!

画像3

『着れ衣ごと』1$WONDERLAND  presents

ムラマスカツユキ
長野光宏
和仁ひかり
シモダヨウヘイ

10月25日(金)~28日(月) 12:00~20:00
 tresallir(トレザイール) 福岡市中央区警固2-12-12警固丸ビル206号

そして、現在一作品美術館での展示を行っております!

画像4

『#red展』福岡アジア美術館
10/22まで
日曜日、月曜日、火曜日
9:30 〜 18:00

その他の詳細は、1$WONDERLAND HP

▼以下、コピペ▼

この作品の解説お願い!とかあれば、参考に致します。(枠が月一なので、多ければ選びます。そんな多くないか、多くあってほしいな)コメント下さい。お願いします。

今日はここまで、もう終い!

また、次回!

1$WONDERLAND ムラマスカツユキ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?