【1$と日常】その3。

毎度のことではありますが1ヶ月ってとてもはやくないですか?!
もう7月中旬、note3回目
造形作家の和仁ひかりです。

今回、7月20日~23日までの3泊4日間母校のデッサン合宿にモデルと講師として参加させて頂いています。
芸術科のある学校で旅館の宴会場を貸切って4日間デッサンをするというとても素晴らしい(イカれた)合宿になっております。

宴会場にはブルーシート、イーゼル、箱椅子などなどとてもシュールな光景が広がっています。

基本、合宿中は人物デッサンと石膏デッサンの2種類を進めていきます。
2日目の本日は朝08:40から1ポーズが20分を5回、昼食を挟みその後9ポーズ、夕食を挟み3時間石膏デッサンというタイムスケジュールです。

学生時代はデッサンを描く方でしたがまさかモデルさんや講師をするとは思ってもいませんでした。

そんな感じで今回はデッサンと向き合ってみることにします。

芸術科に入りたての時はなぜデッサンをするのか?!すごく疑問に思っていました。
真っ白い像を目の前にまずペラペラ紙のクロッキー帳にアタリをつけ構図を決めていく、、、、
下のホワイトボードのように
①はじめ

②中盤

③終盤
と段階を踏んでいくことで1つの作品ができていく

文字にするととても分かりやすいが実際に木炭紙を前にするとかなり緊張する。

1枚の紙がとても大きく感じる。

しかし、この繰り返しを何枚もデッサンをすることで少しづつコツをつかんでいくのがこの合宿では凄く感じることができます。

コツコツ地道な作業を積み上げていくことで1つの作品におけるクオリティが上がっていく気がしました。

学校を卒業してからはデッサンを描く機会がなく久しぶりにデッサンの基礎をもう一度考えることができました。

作品を作る上で基礎として学んできたものを盛り込むことの大切さに気付かされる2日目でした。

若い生徒さんの柔軟な考えや想像力を間近で見せて頂き自分が今取り組んでいるものにもその考えを盛り込んでいこうと思います。

そんな1日がもうすぐ終わりそうです。

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