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福祉関連で働く表現の自由戦士な私が、松浦大悟さんを応援する3つの理由

こんにちは、いっちゃんと申します。
先月、2022年7月10日投開票が予定されている参議院議員選挙に立候補を予定する、表現の自由を守る候補をまとめた記事を公開しました。
多くの方に見て頂き、大変ありがたく思っております。今後も適時更新を予定しております。

そんな中、日本維新の会から立候補を予定している、松浦大悟さんという方がいらっしゃいます。

元々は民主党所属の参議院議員で、セクシャルマイノリティ(LGBTQ・オープンリーゲイ)の当事者であり、今では維新批判で有名な菅直人元首相の下で、党副幹事長を務めた方です。(※1)
10年前であれば、維新の公認で立候補することはありえなかったと思います。

表現の自由を守る候補としては、参議院議員の在職時代は表現規制反対派として、最も有名な国会議員の一人であり、非実在のアニメキャラクターを取り締まる法案を阻止した実績があります。

そんな中で、日本維新の会の支持者で、表現の自由戦士である私が、なぜ突然維新にやってきた松浦大悟さんを応援するのか、表現の自由以外の視点で記事にしてみました。
表現の自由を守る政策を掲げる候補が各党にいる中で、誰に投票するか悩んでいる方に、是非読んでいただけたら幸いです。

1.日本維新の会への「排外的な保守政党」という誤ったイメージを変えて欲しい

最近の日本維新の会は、関西大学の坂本教授の調査でも見られる通り「弱者の味方」「一般人の感覚に近い」という評価を受けています。

しかしこれはごく最近のことであり、私自身も数年前まではまったく逆のイメージを持っていました。
透析患者を殺せなどの過激な発言で炎上した長谷川豊氏や、戦争で北方領土を取り戻すべきだと主張した丸山穂高元衆議院議員などを筆頭に「過激、攻撃的、エリート優先、排外的」なイメージです。

しかし今では、教育無償化や現役世代に対する政策に加え、パートナーシップやジェンダー平等について造詣の深い、30代の音喜多駿参議院議員を政調会長に抜擢したこともあり、党のイメージは変わりつつあります。

女性議員や候補者も全国に増え、今や珍しくありません。
また、今回の参議院議員選挙への立候補者に対し、政治活動の時間を確保するためのベビーシッター代や一時保育の利用料などを月額上限20万円まで党が負担する仕組みなどを整えています。
この取り組みは、立憲民主党など他党に先駆けて始められたものです。

本来の意味でのリベラルな要素を内包する改革保守政党となってきた日本維新の会ですが、残念ながらセクシャルマイノリティの当事者として意見を発信できる議員がほとんどいません。

自民党が強すぎるけれど、立憲民主党やれいわ新選組などの政党には期待できないという声が多く聞かれる中、日本維新の会に、そして日本政界に新しい風を吹き込んでくれるのは、松浦大悟さんだと思います。

2.LGBTQの議論を活性化させて欲しい

セクシャルマイノリティ(LGBTQ)は、松浦大悟さんご自身もおっしゃっている通り、当事者であっても様々な意見があります。

実際に、松浦さんとセクシャルマイノリティの方の間で、SNSで激しくやりとりされているのを見たこともあります。

これだけ聞くと、「LGBTQ同士なのにケンカするのか!維新から出るくらいだから、マイノリティなのはウソなんじゃないか!」といった意見の方もいるかもしれません。

ただ、シスジェンダーでヘテロセクシャル(性自認と身体の性別が一致し、異性が好きな人)な多くの日本人は、意見が違い、不快だと感じた相手をSNSでブロックしたり、ミュートしたりすることは珍しくありません。
セクシャルマイノリティであっても、それは当然のことです。

しかし昨今では、「マイノリティは弱者であり、正しい」という概念が誤った形で広がり、それを前提としたLGBTQ活動家の意見が一方的に政策に反映される状況が続いています。
これは今でも日本国内に根付く「障害者はかわいそうな人」というレッテルや、その認識を基に政策が決まり、実態を把握できずに行政から適切な支援が行えていない現場に近いものを感じます。

今やアメリカに続き日本でも、弱者性を奪い合い、セクシャルマイノリティとフェミニズム活動家が衝突する場面がSNS上を中心にありますが、正直見るに耐えません。
松浦大悟さんには、そういった不毛な争いではなく、セクシャルマイノリティやLGBTQは多様であるという当たり前の前提に立ち、現役世代の等身大の当事者の意見を政策に反映、議論を進めていただきたいです。

3.地方の居場所作りや、自殺者対策を進めて欲しい

表現の自由や、LGBTQのイメージが強い松浦大悟さんですが、元々政治を志した理由は、自殺者の数をなんとしても減らしたいという思いからでした。

実際に、参議院議員在職時代には、24時間365日相談の出来る、よりそいホットラインの実現に尽力しました。
よりそいホットラインは、今でも多くの方に利用されています。

現在、こういった悩み相談が可能な電話やLINEの窓口は、政策的転換点を迎えています。
コロナ禍を経て増え続ける相談件数、そして多様化する悩みを受け付ける窓口は、無給のボランティアによって支えられている現状があります。
そして、「窓口が多すぎてどこに電話してよいかわからない」「そもそも電話が苦手で相談できない」「窓口が混雑していてつながらない」といった声がネット上であふれています。

最近では、よりそいホットラインやいのちの電話に連絡したが、「繋がらなくて死にたくなった」「相談したけれどあまりよい対応ではなかった」などの経験を経た若者の話は、支援の現場でも聞くことがあります。

都市部では、様々な悩みに寄り添う居場所を、行政やNPOが設置していることもありますが、地方ではそういった場自体が整備されていなかったり、理解されずに辛い思いを抱え続けなければならない人が、まだまだ多くいらっしゃいます。

相談窓口の改革や、地方の居場所の整備は喫緊の課題です。
是非、松浦大悟さんに取り組んでいただきたいです。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
松浦大悟さんの良さが、少しでも伝わったなら嬉しいです。
現在、最新の情勢分析を踏まえると、松浦大悟さんは当選可能性はあるものの、当落線上で激しく競り合っていると考えられます。

一人でも多くの表現の自由を守る候補を当選させるために、松浦大悟さんの応援をよろしくお願い致します!

松浦大悟さんTwitter:https://twitter.com/GOGOdai5
松浦大悟さんFacebook:
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005834141082


※1:松浦大悟さんご本人より、民主党副幹事長に就任した当時、登用の仕方がフェアではないとして、1週間ほどで役職を辞退したとのご連絡を頂きましたので、追記させて頂きます。


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