2度寝の原理を考察してみた
ふとんが僕を離さない。
こんな経験をしたことがないだろうか?
2度寝。それは誰もがしたことのあることだと思う。起きる時間になって、知らない間にアラームを止めていて、ちょっとだけ、と目を閉じる。
この目を閉じる瞬間は最高に気持ちいい。まるで雲の上にいるかのように、ふわふわの上で寝ているかのように、秒で眠りにつける。だが、現実は甘くない。
目が覚め、いざ起きてみると、現実を見ることとなる。
え!?今何時や!?
(時計を見る)
うそーーん!!もうこんな時間か!まだ目を閉じてから3分も経ってないと思ってたのに!1時間経ってるやん...
そう、ここでは自分の時間という概念が狂う。
自分が信じているものは通用しない。ただそこにあるのは現実だけ。時計の針は寸分狂わずチクタクと時を刻んでいる。
これが2度寝だ。余裕のある日であれば問題なし、用事がある日だと大問題を引き起こしかねない。非常に厄介だ。
なんで2度寝はあんなに気持ちがいいのだろうか。起きたら最悪だけど、寝る時は死ぬほど気持ちいいのだ。なぜだろう。
僕はふとんが僕らの体力を奪っているからだと思う。
考えて欲しい。寝る時間になって、別に寝たくもないけど仕方なく布団に入ったとき。もちろん多少は気持ちいいが、何とも感じないだろう。
しかし、ふとんに長時間入って、ある程度ふとんのぬくもりが感じられるようになった時、どうだろう?抜け出せなくなっているではないか!
そう、これはきっと、ふとんに長時間入ったことにより、ふとんから体力を奪われ、動く力がなくなったことで動けなくなっているのだ。
ポケモンがわかる人は、ギガドレインなどを技を思い浮かべてみるとわかりやすいと思う。体力を吸収されるあの感じだ。
だから,ふとんから離れることができない。2度寝をしようとするときには体力がないので、その分気持ちよく目を閉じることができる。
まさにふとんの魔力だ。
みなさんも2度寝には十分気をつけてほしい。
僕もそのつもりだ。
そうして、僕はまた目を閉じるのであった。
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