見出し画像

⑬‐1 Milk【詩〜絵で読む物語〜】


溢れる雫はとめどなく

私の言葉を封じる

溢れる雫はゆるやかに

最後の雫を落とした

嬉しいだけじゃない「はじまり」

悲しいだけじゃない「おわり」

誰もが眉間に皺を刻む雑味すら

受けとめて大切にしてきた貴方

この味を、しっかり刻んでいきたい

この温度を、繋いでいきたい

初音の雫が聞こえる


【⑬‐1 Milk】最後の雫後、白く染まる


********
絵で読む物語 【⑬‐1 Milk】
文字で綴った物語を絵で表現していく「絵で読む物語」

ただの絵として、あなたなりの物語をつくるきっかけとして、文字の物語の挿絵として…あなたの一番良い方法で受け取ってもらえたら嬉しいです。

※この記事は小説『春に成る/ミルク①』とリンクしています。


【詩と絵】

【小説】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?