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明日は撮影!背景資材はどこで買う?

こんにちは、ミナミノマリコです。

編集の仕事をしていると、撮影資材を調達することも多くあります。これは、紙媒体に限らず、web編集でも同じではないでしょうか。

私が前にいた出版社は、自社スタジオを持っていて、1ヶ月に1回は必ず何かしらの撮影をしていました。自社スタジオといっても、社内の一室を撮影場所として使用していただけなのですが…。

予算が潤滑な仕事であれば、撮影時にカメラマンとは別に、撮影小物や背景をスタイリストがつくこともあります。ただ、私がいた小さな出版社には、スタイリストをつける予算はありませんでした。そのため、カメラマンと相談しながら、撮影用の資材調達も編集が行なっていました。

今回は、私が普段、背景資材を調達をするときに頼りにしている都内のイチオシのお店を厳選紹介したいと思います。

布素材なら…「オカダヤ」新宿店

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カジュアルな印象なら綿や麻、高級感を出すならベロアやサテンなど、さまざまなイメージを演出してくれる布素材は、撮影時に背景素材として重宝する万能アイテムです。

私のオススメは、布・生地、毛糸などの手芸用品の専門店「オカダヤ」です。オカダヤは、新宿本店をはじめ、関東に全部で15店あります。

特に、新宿には本店の「生地館」と「新宿アルタ 生地館」があり、行けばほぼ、イメージ通りの布に出会えました。

布生地は「ユザワヤ」をはじめ、他の手芸用品店にも売っていますが、品揃えを考えると、やっぱり「オカダヤ」が強いと思います。

紙なら…「伊東屋」銀座本店

画用紙、包装紙など、ほしい紙によっても、目的地は異なると思いますが、比較的色々あるのは、銀座の「伊東屋」かな、と思います。

総合文具店のイメージが強い「伊東屋」ですが、銀座本店には、ペーパークラフトで1フロアあり、品揃えも豊富です。

雑貨店や文具店の紙は、よい柄があっても背景に使うにはサイズが小さいことも。白画用紙などであれば、東急ハンズなどにもありますが、比較的大きめのバリエーションに富んだ紙を求めるなら、こちらかなと思います。

和紙なら…日本橋の「小津和紙」

撮影のとき、意外と重宝するのが和紙。和紙を使うからといって、和風のものを撮影するわけではありません。

例えば、宝石の下に水色の薄い和紙を敷いて「水面」のように見せたり、チョコレートの下に銅色の和紙を敷いて、ブロンズのように見せたり…。レンズを通すことで、上品で格調高い雰囲気が撮れるのです。

さて、そんな和紙素材ですが、私は小津和紙が一番お気に入りです。

さまざまな色、肌触りを持つ日本各地の和紙が、丁寧に棚に収納されています。興味のある和紙だけを実際に取り出して、購入前に比較できるのも嬉しいポイントです。

木材素材なら…レンタルが良いかも!

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ナチュラルな雰囲気を演出してくれる木材。

ホームセンターなどでも購入できますが、木材に関してはレンタルが一番だな、と思っています。布や紙と比較して、木材は特に、質感が重要だからです。気をつけないと、全体が安っぽい印象の写真になりかねません。

私は、木材背景のレンタルは、表参道のチポーラでよく行なっていました。会員登録が必要ですが、木材に限らず、タイルや石版、リース小物も充実しています。

造花なら…「east side tokyo」

撮影時、サイドにそっと花を飾りたくなるときはありませんか。やはり生花のほうが本物らしさはありますが、造花は再利用ができるので便利ですよね。

アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーが欲しいなら、蔵前の花材店「east side tokyo」がおすすめです。

種類が豊富な点に加えて、生花のようなクオリティを保つ、可憐な色味のアイテムが多いのがこの店の特徴です。  

リーズナブルな価格設定も◎。有料のショップカードを発行するとよりお買い得になります。

100円ショップも侮ることなかれ!

撮影前、必ずと言っていいほど向かうのが100円ショップ。それも、私の場合は、セリア、ダイソー、キャンドゥと、複数の店舗を回ります。

アイテムを選ぶ必要はありますが、うまく使えば100円ショップのプチプラアイテムもかなり「高見え」して役立ちます。

最近買ったアイテムで一番良かったのは、セリアで購入した木板。大きさも十分で、継ぎ目も美しく、100円とは思えないクオリティでした。


いかがでしたでしょうか。撮影は、構図や露出などのカメラ技術に加えて、背景の選択が非常に重要だと思います。

色々な資材を試して、イメージにぴったりのアイテムを見つけてくださいね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます! 今後も、よい記事を出せるようにがんばります。