見出し画像

せいかつはむずかしい

せいかつはむずかしい。

一人暮らしをしてみるとその難しさに気づく。

せいかつができない人間が行き着くのが「不摂生」だ。

不摂生はたぶん大抵の場面で無価値であると僕は思う。

無論、自分のご褒美としての暴飲暴食、羽目を外したいとき、久々に会った友達との飲み会などなど特殊な状況は除く。そういう時はありだ。むしろそういうのはnoteに書いてほしい。そういう状況たくさんありそう。

僕が言っているのはそういった場合ではない。
自分の都合での夜更かしや暴飲暴食だ。
言い換えれば「若さに甘んじた体の酷使」だ。

大学生にとって不摂生は勲章らしい。
「~時まで起きてゲームやってた」とか、「睡眠時間が2時間でさ~」とか、特に用事もないのに体を酷使することに高い評価が与えられる珍しい時期だ。

友だちにそういう話をされたとき、非常に困る。

どういった反応が求められているのだろう。。

友人
「おれ今日2時間しか寝れてないんだよね。だりー!」

サンプルA
「へえ、大変やなぁ。何があったん?」

サンプルB
「ホットミルク飲んだらぐっすり寝れるよ」

サンプルC
「お酒とかエナジードリンク控えたら?」

「いや、お前、オカンか!」みたいな返ししか思い浮かばない。

とかく褒めたくない。なぜならなにも凄いことではないからだ。

生活習慣が乱れると全部狂いだすことを僕は知っている。

高校生の時毎朝7時には起きて学校に行っていた。
大学1年生の夏には何をしていいかわからず、ひたすら夜更かし、ガムが食事、みたいな生活をしていた。朝に起きれなくなった。食欲もなくなってまともな生活を送れていなかった。運よく免許取得のために実家に帰省し生活習慣の変更を余儀なくされ、朝起きて食事をする生活に戻れた。

大学2年生の春、2限に出られない友達が増えた。
僕はというと必修の授業を週3で1限に入れられ強制的に通っていた。
だから大学には通えていた。

生活ができなくなると、人間は壊れていく。
生活が壊れるのはかなり早い。
なのに再生するのはめちゃくちゃ難しい。

せいかつから外れると人間はとにかく脆い。
からだもこころも勝手に弱くなっていく。

だから友達の不摂生自慢は怖い。
ああ、大学で会えなくなるのかもな。
そんなことを思ったりもする。

ちゃんと、せいかつ、しよう。
だからとりあえず2限きてな。(笑)

おわりっ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?