20歳の独立日記〜48日目〜

6月27日(水曜日)

あなたと一緒にいたい。あなたと食べたい。人はいろんなことを共有したい。

コルクの佐渡島さんは出版する(publish)の語源は公の場という意味の(public)に由来すると言っていた。

コピーライターやライターに求められるのは、自分の頭の中にある思考、ぷかぷか浮かんでいる感情を言語化してパブリックなものにすること。

バンドやアーティストもそう。

ライブハウスをどれだけパブリックな場所にしていくのか。僕の思う、良いライブは「届いている」こと。演者の想いが観客に届き、観客の想いが演者に届く。

1+1=1

になれたら良いな、といつも思う。

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でも、分かり会えない人もいる。昔の彼女がそうだった。彼女とは仕事への考えた方が180°違った。

(僕)好きなことを仕事に
(彼女)仕事を好きにしていく

僕は毎日毎日、働きにいく彼女は幸せなんかじゃないと思っていた。(彼女は歯科助手)だから毎日、「好きでもないこと毎日してていいの?」と投げかけた。今よりもっと若かった。

だから、無理に分かりあえなくてもいい。自分はラッキーなんだと思うようにしている。好きなことを仕事にできてラッキー。

まぁ僕は好きなことしかできないし、興味ないことにカロリー使うのが嫌なだけなんだけど。

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今日はケータイの充電をずっと切っていた。好きな本を読んだり、ゲームセンターCXを見たり。自分の機嫌をとる1日にした。行ったことのなかった喫茶店にも行った。

次の自分の課題は、マルチタスクの進行スケジュール管理。フリーランスとして大事だよね。自分の作業ペースの把握もしていこう。

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今、会った人に本をあげている。引っ越しの準備を進めていて、やはり持っていけるものと持っていけないものがある。

その中でも、持っていけないものは2つに分かれる。捨てるものと捨てたくないものだ。本は捨てられない。

誰かの本棚に並べられて欲しい。江國香織、よしもとばなな、柴崎友香。僕の思想に大きく影響を与えた作家達。

あの人にはこの本がいいかな?と考えるのも大好きだ。ソムリエ的な。だからあと5日間、僕に会うと本がもらえます。

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お気持ちだけでも飛び上がって喜びます