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【小説】ロックバンドが止まらない

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オリジナル小説です。 とあるバンドの話です。 何卒よろしくお願いします。
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2024年7月の記事一覧

【小説】ロックバンドが止まらない(87)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(86)  神原が出演したラジオ番組は、さっそく収録…

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【小説】ロックバンドが止まらない(86)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(85)  ライブイベントへの出演を終えると、神原た…

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11日前
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前回:【小説】ロックバンドが止まらない(84)  観客の話し声が、かすかなざわめきとなって…

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前回:【小説】ロックバンドが止まらない(83)  月末にメジャーデビューを控えた神原たちに…

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前回:【小説】ロックバンドが止まらない(82) 「与木、改めて今日はお疲れ」  神原はそう…

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前回:【小説】ロックバンドが止まらない(81)  ミュージックビデオの撮影はアー写の撮影の…

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【小説】ロックバンドが止まらない(81)

前回:【小説】ロックバンドが止まらない(80) 「そういえば、先週ショートランチのライブ見に行ったんだけどさ」  一つ前の話題がひと段落着いたタイミングで、おもむろに話し出した園田に神原は内心身構えた。与木や久倉も少し「ん?」とでも言いたげな、引っかかるような表情を見せている。  バンド練習を終えた四人は、スタジオの最寄り駅の近くの居酒屋チェーンにやってきていた。四人で一緒に酒を呑みながら夕食を食べるのは、レコーディングが無事に終わった日以来だ。  とはいえ、神原たち