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おうち時間での勉強

 おはようございます。

現在の外の気温は8℃、天候は快晴です。

新学期スタート

 入学シーズンではありますが、親御さんのもと、未だ自宅での学習が続いている学生さんもいらっしゃるかと思います。新しい生活がスタートする季節ということで、今日は私が教育現場での勤務経験の中で、意識していたことや教わったことを少し書いてみたいと思います。

 もしお子様の宿題に苦戦している方がいらっしゃいましたら、少しでも参考になれば幸いです。

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褒め・発問・手を止めさせない

 一つ目はとにかく褒めることです。四六時中一緒にいる親御さんから、なかなか褒めポイントを見つけることが難しい……と伺う機会は沢山ありました。行動に対するアンテナを高くし、初めて出来たことを敏感に捉えて声にしてあげることが大切かな、と思います。また、間接的に褒めるという手段も有効です。

例えば、

「お父さん、○○君(ちゃん)今日は~~できたよ!やっぱりすごいね!」

など、本人が聞こえる距離で褒めてあげると、喜んでくれることが多いです。

 二つ目は質問をたくさん投げかけることです。5W1Hの問いかけはもちろん、簡単な2択形式の問いをつくってあげることで得られる効果もあります。自分は正解できた、という自信です。このような小さな正解を積み重ねる事で、お子様の勉強に対する得意意識・自信に繋がります。

しかし、Howの質問は学年によって意思表示が難しいことがありますのでご注意ください。(どうやったの?→わからない となりやすい)

 そして最後のポイントは、できるだけ勉強時間内は手や発言を止めることなく進行することです。飽きさせない工夫、という部分にも繋がります。

継続する力を養うためには、科目・方法を変えながら時間一杯やりきる練習が必須になります。トイレ・おやつ・ちょっと休憩……などお子様は様々な手段で勉強を中断しようと画策します。

その場合は、筆記問題からリスニングへ、漢字の問題からクイズ形式へ、といった行動パターンを変える問題に移行することで、興味を保ちつつ勉強を続けることができます。

 英国で2児の子育て中のママさんから聞いた話ですが、自宅での学習であれば、お父様とお母様で勉強担当を分け各々楽しい時間(ダンス・おやつのご褒美など)を設けることはとても有効とのことでした。

教える側も学ぶ側も無理なく楽しく

 正式に授業が再開されるまで、まだ時間がかかると思われます。自宅学習で大切なことは、可能な限りストレスを溜めず、どちらも楽しみながら勉強時間を確保していくことだと思います。

 臨機応変な基礎学習が求められる中で、この記事が少しでもお子様・皆さまのお力になれるのであれば、ご活用いただけたら幸いです。

Sora


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おうち時間を工夫で楽しく

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