新井戸清

流しのフォーク歌手

新井戸清

流しのフォーク歌手

最近の記事

NIHON

NIHONというゲームが発売されたので吉岡球児はアマゾンで購入した。 PS6用のゲームでロックスター社が独自に開発したということだった。 吉岡はGTAシリーズのファンでGTA3、vice city、sun andreas, GTA4,GTA5などをプレイして来ていた。 発売前のNIHONに関する情報によればGTAシリーズを元にした日本の街がフィールドになったゲームで主に東京、北海道、沖縄、大阪、京都などをモチーフとした架空の街の中で様々なミッションをこなしながら主人公3人

    • ミント小林

      ミント小林と申します。 普段は町田の市街地におきましてサックスの流しをやっております。 町田といえば東京都ですがよく揶揄される言葉として神奈川県町田市みたいな事があります。 町田のイナタイ感じを言い表してはいる。とは思いますが 自分としては実際のところどうなんだろう?と思いましてなんとなくのイメージだけで言いますと。 東京が蕎麦だとすると神奈川はうどん 東京がザル蕎麦だとすれば神奈川はザルうどんなんじゃ無いか?ということも思うわけであります。 東京がカレー蕎麦なら神

      • オフ会

        尾崎のオフ会が町田駅で有ったので行ってきました。 mixiの町田の尾崎好きと言うコミュニティーで知り合った人達で大体自分と同じ歳か少し下くらいの人達でした。 その日は会社を出て19時くらいにJRの町田駅の改札を出て右に行った駅前の広場に行くと既にそれらしき二人が話していたので合流しました。 コンビニで酒を買い駅前で少し話してから帰ろうと言う事になり尾崎に関する思い出などを語り合っていると上柳さんと言う方が小さいスピーカーを出してスポーティファイで曲を流し始めました。

        • プール

          派実垣貴明は近所の市民プールに行った。 50メートルプールの遊泳ゾーンに行くとちょうど真ん中辺りでシンクロナイズドスイミングの様なことをやっている60代くらいの男性がいた。 自己流のシンクロナイズドスイミングなのか分からないがゆったりとした動きをしてクルクルと水中で旋回しながら腕を水上に出して水上に出した腕や手もくりくりと回す様な動きをさせていた。 派実垣はその男性に注意を払いながら50メートルプールで500メートル程泳いで休憩しようとプールサイドに上がった。 プールサ

          昆虫ショックブルース

          巨大化した昆虫の群れが国会議事堂を襲った。 昆虫達の大きさはまちまちで小さい個体だと大体大型犬、大きいので乗用車くらいのサイズ感だった。どこからともなく飛んできて国会議事堂にびっしりと張り付いていた。 インターネット上では色々な情報が錯綜していたが。虫達は人工的に作られていて国会議事堂やら特定の政治家の私邸のみを襲っている事から何らかの操作かプログラムが施されて行動している。 という説が支持されていた。 国会議事堂の各所から入った昆虫達は中に避難していた議員達を食べた。

          昆虫ショックブルース

          須永慶三は4年程前まで横浜に居た。 須永が横浜に居たときに友人の一人にこう言われたことがある。 「お前は横浜で一番嫌な奴」 そう言われた須永は否定する事もなかった。 むしろ、そうなのかもしれないとすら思った。 自分はもしかしたら横浜で一番嫌な奴なのかもしれない。そう思う様になった。 須永にそう言った人間はその一言を言う前に何かを懇願しており、須永は懇願されている最中にもかかわらず友人を車から降ろした。 その時に言われた事だった。 横浜から千葉に転居した須永はその年幕張

          花屋

          花屋の配達員をやっている鎌田龍介は搬入先のフラワーショップの店員吉崎麻衣子と懇意になった。 麻衣子はシングルマザーで4歳の娘と10歳の息子がいる。 鎌田と麻衣子は何度か仕事終わりに喫茶店で少し話すなどをしていたが大体数十分で麻衣子が子供を迎えに行く時間になりお開きになっていた。 「あの・・・・麻衣子ちゃんさ、、、今度良ければなんやけど、、、子供達と一緒にどっか行けへん?」 「え?、、良いんですか?」 「いきなり知らんおっさん来られても子供ら面食らうかなあ?」 「ああ

          吉村明伸

          吉村明伸はある時用事があって車で246を走っていた。 六本木の交差点に差し掛かるとアマンドが見えた。 「あ・・・布袋と氷室が待ち合わせたところだ」 と思った。布袋と氷室の待ち合わせ場所。として喫茶店を認識する事を思った。 数年前吉村はある児童施設で働いていた。学童保育の送迎の仕事で運転手としてつとめていた。 一年に一回行事で運転手の出し物をするコーナーが有って吉村と他の二人の運転手も各々なんらかの芸みたいな事を児童たちの前で披露する。 吉村はその施設に五年ほど勤め

          吉村明伸

          バス

          河本検見太郎は中学時代バスケットボール部に所属していた。 河本が中学に入学する一、二年前にジャンプでスラムダンクが始まっていたのもありなんとなく入部を決めた。 河本は体力的についていくのがやっとで大体練習中に体育館のトイレでその日の朝食べたものを吐いていた。 特に練習自体がキツかったというよりは河本の基礎体力が並の中学生を大幅に下回っていたからだった。 ミニバスケをやっていた人間も数人いたのだが河本は中学から始めた初心者だったので当然試合に出る機会も無く、専らスポーツドリ

          猿の骨というバンドをやっている緒方恭は白楽の練習スタジオに居た。 東横線の白楽駅の六角橋商店街から踏切を渡った逆側のスタジオでかつてミッシェルガンエレファントが使っていたらしいスタジオで緒方は一人でギターをアンプに繋いで爪弾いてアンプのセッティングをしていた。 今日は猿の骨というバンドのリハーサルで3日後に行われるライブに向けて本編と同じ曲を通しで一度か二度合わせて演奏してみようと思っていた。 三日後に行われる予定の企画ライブは西横浜にあるライブハウスでフィリップシーモ

          鍋パーティー

          ライブハウスで怖い目に遭った事がない。 友人の家で行われた鍋パーティーの席で色々な過去の記憶を披露しあっていて。竹中雄一の番になったのだがこれと言ったエピソードが無くあまり話せなかった。 それで何とかしてDischargeの来日公演の事を思い出し話した。 今は無きドラゴンクラブというライブハウスで確か2009年くらいに行われたもので何バンドかサポートアクト的にハードコアパンクバンドのshowがあり。 竹中はノリが解っておらずモッシュピットの外側で壁に寄り掛かって見ていた

          鍋パーティー

          メッセ

          中谷浩二は何か映画をみようと思い近所のTSUTAYAに行った。 「メッセージ」「アンダーザスキン」「時をかける少女(アニメ)」を借りた。 メッセージという映画で宇宙船に入っていく時に高所作業車を使っていて中谷は昔コマツの講習を受けて高所作業車の免許を取った事がありその事を思い出した。 確か15メートル以下みたいな制限の講習会みたいなもので実技で高所作業車に乗りかなり高い所まで操作して上がるのだが中谷は高所恐怖症なので怖かった。 実際の仕事ではそこまで高所の作業はなかった

          自転車に乗り町田方面へ向かう。境川沿いのサイクリングロードでゆっくり行った。ドンキホーテでグラインダー、クラッチ、ローペーパー、ローズマリーを購入して境川に戻り川から少し入った公園に行った。 ローズマリーをグラインダーで細かくしてペーパーで巻いて吸っていると警察が歩いて来た。 「すみません、、、そちら、、吸っているのは何ですか?」 「ローズマリーです、、自分金ないんで、、、お巡りさんもどうですか?」 小宮山憲剛は職質の後に布袋のギタリズム柄をペイントした自転車に跨った。

          寿司漫画

          釜利谷勝郎はアマゾンの配達の仕事を終えると家に帰る途中にTSUTAYA町田木曽店に寄った。 検索機で作品名のところにメモ用紙に観たい映画を書いておいたので順番に棚の位置を調べてDVDを棚から抜き出していく。 この日は『The MASTER』『TENET』『女は二度決断する』『虐殺器官』などを借りた。 漫画コーナーにスラムダンクの映画に合わせた企画本の様なものが置いてあった。釜利谷はスラムダンクがきっかけで中学生時代バスケットボール部に所属していた事があるので非常に思い出

          寿司漫画

          ナンバー

          某ナンバー〇〇というロックバンドの二度目の解散コンサート。という事がある。副島卓郎はその日自身が主催しているトロロイモという名前のバンドのライブが昼の部に早稲田であったので終えてから行こうと思っていた。 副島のバンドはその日ギタリストの機材トラブルに見舞われてエフェクターの電源アダプターが故障したことによって殆どギターにエフェクトがかけられない状態となりなかなかシビアな演奏を余儀なくされた。 副島達のバンド『トロロイモ』の一行はライブ終了後一通り挨拶を済ませるとナンバー〇

          ナンバー

          羽戸山三郎は森田芳光のの・ようなものをTSUTAYAで借りて観た。 最初のシーンで以前観た事に気が付いた。 秋吉久美子が良すぎた。 マットを洗うところとか。 ジャンゴラインハルトが流れるスペイン料理屋でサングリアでも飲みませんか? みたいな台詞があって凄く良かった。 落語が潰れたら日本も潰れるみたいなのも良かった。 羽戸山三郎はDVDを見終わったので仙骨に指を当ててなるべく圧力をかけないで2秒待った。 繋がっていなかった神経が繋がって脳味噌にガンっと何か入って