Kohki0203

はじめまして。khoki0203 ユコユコです。 ユコユコには、全く意味はありません。…

Kohki0203

はじめまして。khoki0203 ユコユコです。 ユコユコには、全く意味はありません。 なんとなく、、なんとなくです。 noteの事は、まだまだよくわかって無いですが noteを通じて繋がりが増えれば嬉しいです。ヨロヨロ https://lit.link/khoki #自己紹介

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  • ユコユコ タネ本

    小説のタネ・・・思いつきで投稿しています。 いつかは小説にしていく・・・つもり(笑)

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    いくつか小説を書いています。 このマガジンでは制作途中の小説を一章毎にアップしていきます。 完成したら記事にまとめます。 アマゾンでも販売していますのでよかったら購入してください。 https://qr.paps.jp/N4GO7

最近の記事

荒らす忌むべき者

第1章 2077 北海道の朝は寒い 長年住んでいても寒いものは、寒いのだ 標高2077メートルの十勝岳から吹き下ろされる冷たい風に自分の頬が真っ赤になっているのがわかる 何故そんなに正確に十勝岳の標高を知っているのか?読者の皆さんは、不思議に思うだろう その理由は、私の名前にあるのだ 私の名前、、、仁礼なな すなわち2077なのだ 全く冗談過ぎる名前を付ける親に呆れるばかりだ まぁそれはともかく、少しばかりの自己紹介をさせてくださいな 名前、仁礼なな、、、あっそ

    • ケプラー1649

      ケプラー1649 第一話 漆黒の闇を光の帯が、真っ二つに切り裂いていた。光の帯は永遠に続くハイウェイのライトの光だ。 遠く彼方に小さく半円状のドームがほんのりオレンジ色の光を放っていた。   人類が火星に移住して100年、火星には、7つのドームが建造されていて、一つ一つのドームには、約100万人が、居住していた。   当初は、火星の北極に眠る氷の層に核爆弾を落とし、大量の二酸化炭素を発生させ、火星を雲で覆い尽くし、雨を降らせ、海を作ると言う、火星テラフォーミング計画が、ま

      • さよならGoodbye

        第一章  一人暮らし 彼の東京での生活は、杉並区 新高円寺で始まった。 田島 晃 22才 関西の大学を何とか留年する事もなく卒業出来る事になったのは良かったのだが、あいにくの就職氷河期にあたり、就職先はなかなか決まらなかった。40社を超える会社を受けまくり、そして落とされまくった。 やっと旅行用品を販売する会社から内定をもらった時は、もう桜が咲く季節になっていた、、、 「はい、アパートは新高円寺に見つけました。来週からお世話になります。どうぞ宜しくお願いします。」 「

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        荒らす忌むべき者

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        記事

          The Doors

          THE DOORS I(ファースト) 第1章 扉の向こう側 「和美って将来の夢とかある人?」琢磨は唐突にこう切り出した。・・・「何よいきなりまじめな話なの?・・そっちから言いなさいよ。」和美はそう言ってカレーライスをひとくち口に運んだ。 和美は午前中、後期試験に備え図書館で勉強をしていた。携帯で恋人の琢磨を呼び出し、学食で一緒にランチをしているところだった。 さらに琢磨はメガネを右手の人差し指で押し上げながらこう言った。「実はさ俺、今日マジで変な気分なんだ。うまく言えないんだ

          The Doors

          陽炎

          第1章 プロローグ 彼女Nと会ったのは95年に京都で会った時以来の事だった。 半蔵門線のK駅で待ち合わせをして食事をした。もちろん、これまでも会うチャンスはあった。お互い東京にいて連絡を取るすべはあった。それでも会う事はなかった。会いたい気持ちはあったが、会って何が始まる訳でない事はお互いわかっていたのだと思う。彼女は独身だったが、俺は結婚していたからだ。  今、K駅で彼女に別れ、一人 駅のベンチに座り 両手で顔を覆っている俺がそこにいた。涙が出て

          あけずの櫃

          第一章 (聖痕) 孝司が、紀子と出会ったのは、中学2年の夏休みの事だった。 その日は、記録的な猛暑でとにかく信じられないほど暑い日だった。孝司は悪友の慎二と茨木市の公営のプールに行く約束をしていた。大阪府茨木市、東野孝司はここで生まれ育った。正確には茨木は茨木でもほとんど亀岡市に近い下音羽と言う山奥の村で阪急の茨木駅からバスで優に一時間はかかった。関東の人には馴染みがないかもしれないが、茨木は「いばらき」と読み「いばらぎ」と読むといっぺんでよそものである事がばれてしまうの

          あけずの櫃

          虹と十字架

          それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。 第1コリント6章9節〜11節 1章 満開の桜 「まるで天国だね」・・・彼は独り言の様につぶやいた。 「えっ天国に行ったことがあるの?」と私・・・ 「あるよ」と彼・・・ 顔を見合わせて笑う二人・・・ 満開の桜は、永

          虹と十字架

          sayonara no maeni

          第1章(陽一・・・告別式) 東京の下町、新小岩・・・「新小岩」と言う地名は、昭和40年頃につけられた地名で、それ以前は、上平井町、平井中町、上小松町、下小松町とそれぞれの地域が、それぞれの地名で呼ばれていた。 冬の代表的な野菜である小松菜が有名な地域で、この小松菜という名前も、小松川という地名から名付けられたものだった。地元の人は、この土地に駅が出来た時に、馴染みのある小松と言う名を駅名としたかったそうなのだが、単純に小岩の一つ前の駅と言う事で「新小岩」と名付けられてしまっ

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