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トレバー・ストーリー(2022年 ボストン・レッドソックス)【パワプロ2022 パワナンバー】

トレバー・ジョン・ストーリー
Trevor John Story

COL(2016 - 2021)
BOS(2022 - )

ストーリーの第二幕

 2011年のドラフトでロッキーズから1巡目指名(全体45位)と高く評価されたショートで、マイナーリーグでもその打棒は爆発していた。
 2016年、ロッキーズの正遊撃手のホセ・レイエスがDV裁判で戦列を離脱したことからメジャーリーグ昇格を果たし、開幕戦からスタメン入り。しかもデビュー戦で2本塁打を放つ活躍で、華々しいデビューを果たした。さらにデビューから3試合連続で本塁打を放つ史上初の活躍、さらにデビューから4試合連続本塁打と無双した。結局開幕6試合で7本塁打、さらに9安打を放ち、当然週間MVPを獲得。この活躍もありホセ・レイエスはチームを追い出され、ロッキーズの正遊撃手はストーリーで決まった。途中負傷で戦列を離脱してしまったものの、打率.272 27HR 72打点の活躍を見せたが、同年に活躍したルーキーがコーリー・シーガーだったので新人王を取ることはできなかった。
 翌年は三振も増え、不振に陥ったもののすさまじかったのは2018年。前半戦だけで20HRを放つ活躍でオールスターにも選ばれた。結局打率.291 37HRとショートとしてだけではなく単純に打者としてすさまじい成績を残し、シルバースラッガー賞を初受賞。ノーラン・アレナドとともにリーグ最強の三遊間を組んでいた。
 2019年には通算100号本塁打を記録し、ショートとして448試合での達成はアレックス・ロドリゲス越えの史上最速記録でもあった。さらに2年連続でのシルバースラッガー賞受賞、2020年には短縮シーズンではあったが最多盗塁を記録し、そのキャリアは順風満帆だった。
 しかしチーム自体が再建期に入ったこともあり、定期的にストーリーのトレードが噂される事態に。結局シーズンオフにFAとなり、クオリファイングオファーも拒否。

 2022年、レッドソックスへの入団が決定。6年総額1億4000万ドルの契約だった。レッドソックスにはザンダー・ボガーツがいるため、キャリア初となるセカンドへのコンバートが決定。WBCアメリカ代表への参加も表明していたが、レギュラーシーズンでは不振に苦しみなかなか打撃は上向かなかった。
 打者有利のクアーズフィールドからの下山ということで注目されていたが、途中負傷もあって成績はキャリア最低の数字に。さらに右ひじの手術もあり、WBCアメリカ代表への参加も出来ずに終わった。
 シーズンオフにはレッドソックスがボガーツを放出したため、今後はショートに戻ることが決まっている。

2022年成績 .238 16HR 66打点 13盗塁

パワナンバー : 10300 01655 26474
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査定について

 自己最低の数字に終わったストーリーですが、今後ショートに戻ることも考慮しての査定にはしてあります。
 打撃面に関してはスラッガーらしくフライボールヒッターで、弾道4です。ミートはかなり低いですが、多少盛ってます。扇風機つけたし。
 脚力はかなりのものがあり、また走塁技術にも優れ、30-30への期待感もあります。
 守備面ですが肩の弱さは気になるところで、セカンドに回る前からショートとしては肩が弱い部類です。しかし肩は弱いですが守備範囲は広く、エラーもそこまで多くないので守備指標は悪くない。

扇風機

 400打席弱で122三振。まあ扇風機ですよね。

プルヒッター

 逆方向に2HR打ってますが、まあ2本しかないしね。なによりフェンウェイパークはライトのフェンスが低いし。

ローボールヒッター

 低めかちあげ打法最高です。

チャンスB

 得点圏OPS.933、チャンスではようやっとる。

対左B

 対左OPS.847、さすがです。

盗塁B

 13盗塁ですが盗塁失敗は0で、素晴らしい数字です。盗塁Aでもいいかなぐらいのノリですが、出場試合が少ないのでこの辺で。

ひとこと

 コレアシーガー、ストーリー論争の中で一番好きだったのはストーリーでした。なのでセカンドに回ると聞いてちょっとショックでもありました。またショートでめちゃくちゃ打ちまくってほしいですね、期待してます。
 リンドーアコレア、ストーリー……やっぱり俺はパワー系ショートが好きなんだなって。

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