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ノーラン・アレナド(2022年・セントルイス・カージナルス)【パワプロ2022 パワナンバー】

ノーラン・ジェームズ・アレナド
Nolan James Arenado

COL(2013 - 2020)
STL(2021 - )

三塁手の史上最高峰

 コロラドロッキーズでは非常に攻撃的な三塁手として名を馳せ、2015年からは2年連続40HR130打点で2年連続二冠王を獲得するという無双っぷりを見せていた。
 2018年には38HRで再びホームラン王を獲得するなどその成績は圧倒的だったが、打者有利のクアーズフィールドということもあり、打撃能力の高さは評価されながらも、いちいち注釈がついてしまうというところもネックだった。
 一方で守備面は圧倒的で、プロ入り以来ずっとプラスを叩き出し続けていた。特に2019年は圧巻で、DRSで+23、UZRで10.3と圧巻の守備力を見せつけた。

 アレナドの守備まとめ動画を見てメジャーリーグが好きになったという人も多いはず。

 2019年に全球団トレード拒否権付きの8年契約でロッキーズに残留したものの、2021年にトレード拒否権を放棄してトレードを志願。カージナルスへと移籍することになった。カージナルスへの移籍でクアーズフィールドではない環境でどこまでの打撃成績を残せるかが問題となった。
 しかし2021年は打率.255ながらも34本塁打を記録し、その打力は本物であることをアピール。さらにデビューイヤーから9年連続となるゴールドグラブ賞はイチローに次ぐ記録となった。
 翌2022年はさらに打撃成績を伸ばしたシーズンで、打率は.293とロッキーズ時代を彷彿とさせる数字に。ホームランは30本で全盛期ほどではなかったが、OPSは.891と前年より改善した。さらにデビューイヤーから10年連続のゴールドグラブ賞受賞でついにイチローの持つメジャーリーグ記録に並んだ。

2022年成績 .293 30HR 103打点 5盗塁

パワナンバー : 10400 71672 15315
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査定について

 弾道3かあという感じですが、実際弾道4でも良かったような気もします。実績考えたらそれはそうだし。でもなんか打率が良かったシーズンなのと、ホームラン30本ギリってところでこう、見栄え的に弾道を3にしたくなってしまった。諸説別れるかもしれません。
 かなり打率を残したシーズンなのでミートが非常に高い値になっています。一方でパワーに関しては全盛期よりも衰えというか、まあ本拠地を変えたというのもありますしそういった要素で抑えめです。
 守備能力に関してですが、思ったより低いという感じにはなってると思います。実際ここ数年で比較すると2022年がかなり突出していいシーズンで、特に2023年はDRS、UZRともに6月後半の段階でマイナスに落ち込むなど、その守備面の衰えが少しずつ見えているシーズンではあります。

パワーヒッター

 妥当でしょう。2022年シーズン終了段階で通算299HR、通算で本塁打王3回はパワヒです。

プルヒッター

 ホームラン30本が全部引っ張り方向。引っ張り屋つけてもいいレベル。

固め打ち

 結構どんどん打っていくタイプで固め打ち傾向はかなり強いです。

粘り打ち

 ホームラン30本打って三振72個は普通にすごい。

窮地〇

 今回のこだわりポイントですね。ただ三振が少ないというのもそうなんですが、2ボール1ストライクでOPS1.060、フルカウントでOPS1.021など、ストライクを取られた状況でこそむしろ打力が光っている。窮地〇つけたくなっちゃいましたね。

エラー

 実際エラー付けるほどでもないと言えばそれはそうなんですが、これも守備の衰え要素という点で付けておきました。

ひとこと

 個人的な思い入れもあるので結構雰囲気査定なところも出てしまった感はありますが、僕は満足してます。割と雰囲気は出てるというか、見栄えはかなりそれっぽい気がしています。

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