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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 2章 第26話

ドンドンドン!!
ニーナ「サラ!!入るわよ!!」
ガチャッ
サラ「何よ朝から騒がしいわねェ」
ニーナ「話しがあるから直ぐダイニングに来て!!」
サラ「何怒ってんのよ、先に顔を洗ってから行くわ?」
ニーナ「今直ぐ!!」
スタスタスタ
サラ「何なのよ全く┄随分荒れてるわねェ┄あの日?」
スタスタスタ
ニーナ「座って!!」
サラ「はいはい」
ガガッ、トスッ
ニーナ「はい、コーヒー、ミルクは自分で入れてね?」
サラ「サンキュー、で?どォしたの?」
ニーナ「私の言いたい事分かってるわよね?」
サラ「さァ?」
ニーナ「巫山戯ないで!!」
サラ「わ、分かったわよォ┄あれでしょ?悪かったってば、だって夜中に少しお腹すいちゃったから、つい」
ニーナ「はァ?」
サラ「え?ニーナが取っといたプリンの事じゃないの?」
ニーナ「え?プリン┄┄食べちゃったんだ」
サラ「ん?じゃァニーナの下着使ってる事?」
ニーナ「え?下着って」
サラ「だってェ、あの紫のTバック可愛いんだもん」
に「ハァ┄┄だったらそれあげるから」
サラ「良いの!!」
ニーナ「あのねェ!!私が言いたいのはそんな事じゃないの!!」
サラ「そォなんだ、じゃァ何で怒ってんの?」
ニーナ「サラ?私達の目標って何?」
サラ「今更?」
ニーナ「良いから答えて!!」
サラ「わ、分かったわよ┄私達の目標は、2人で最高の高みに上って、そこから最高の景色を見る事」
ニーナ「どォやら忘れてはいない様ね?」
サラ「当たり前じゃない、何の為に日本に来たと思ってんのよ」
ニーナ「なら聞くけど、何故それを分かっているのに、死地へ飛び込んだの?」
サラ「はァ?」
ニーナ「何で動くなって言われていたのに、光の広場を離れてしまったの?」
サラ「え?┄┄何でその事を知ってんの?」
ニーナ「聞いたんでしょ?私もアソコに行ってた事を」
サラ「じゃァグランって人に会えたんだ」
ニーナ「えェ、それにサンって人からも色々とね?」
サラ「そォなんだ、サンにも会ったんだ」
ニーナ「あの森はとてもDangerだって分かっていたわよね!!」
サラ「まァ┄┄」
ニーナ「分かっていて何であの場所をescapeしたのよ!!」
サラ「別に逃げ出したんじゃ┄┄ゴメン、あの森を彷徨いて本当に危険なんだって分かった、あの中は戦場なんだって」
ニーナ「戦場?」
サラ「うん、白い戦士も黒い戦士も戦いで消滅していた」
ニーナ「私が見たのとは少し違う」

サラ「へェ~┄そんな事があったんだ」
ニーナ「ねェサラ?」
サラ「うん、ニーナが言いたい事分かってる、あの森に入ったら私達の夢は叶わなくなる」
ニーナ「うん、だからお願いね?」
サラ「ねェ、この事虎次達に話したら信じて貰えるかなァ」
ニーナ「無理だよこんな現実離れした事なんて┄それにタイガは今忙しいんじゃなかった?」
サラ「じゃァ龍次は?」
ニーナ「信じると思う?」
サラ「まァ、お人好しの龍次なら┄でも迷惑になっちゃうか」
ニーナ「うん、だから私達は私達のやる事をやろ?アソコに行っても森に入らなきゃ良いし、我慢も3時間だけなんだから」
サラ「そォ言えばそんな事言ってたっけ、まァ3時間なら耐えられるか、レッスンに比べたら楽勝だね?」
ニーナ「まァ┄┄ねェ┄┄┄大丈夫なのかなァ┄本当に」


大吾郎「よし、これで6人目か、流石に少し疲れた┄┄ちょっと寝るか」
ドスッ、ゴロン┄┄Zzzzzzzz
「な、なァ┄見ろよ」
「見てるけど┄起こすのか?大吾郎さんずっと動きっぱなしで疲れてるんだぞ?」
「でも、あの人大吾郎さんと同じなんじゃ」
「だったらお前が起こせよ」
「お、俺が?」
「もォ!!いいよ、私が起こすから」
「あ!!」
「ねェ大吾郎さん?ちょっと起きてくれますか?」
ユサユサ
大吾郎「┄┄┄┄ん?┄┄お?どォした?」
「あれ見て下さい、アソコに大吾郎さんと同じ人が」
大吾郎「俺と同じ?┄┄┄あ、本当だ┄┄よいしょっと」
ガバッ
楓「ちょっと!!何であんたが今この時間帯に居るのよ!!そこの赤い服の人は何!!その赤い柱は何なのよ!!この場所は何なの!!その人達が全てを知る者なの!!それともアンタが全てを知る者なの!!」
大吾郎「凄ェ矢継ぎ早に質問して来るな┄会ったばっかだってのに┄でもまァそォなるか」
楓「ちょっと!!答えなさいよ!!」
大吾郎「それ全部答えなきゃ駄目か?」
楓「当たり前じゃないのよ!!アンタ私を馬鹿に┄┄アンタの足┄私と一緒」
大吾郎「みてェだな?安心しろ俺は敵じゃねェ」
楓「そんなの信用する訳無いじゃん!!アンタ怨皇の手下でしょ!!」
大吾郎「あァ~面倒臭ェ、信用してねェんなら話す事は何にもねェ、どっか行け、シッシッ」
ブンブン
楓「な!!馬鹿にすんじゃないわよ!!」
大吾郎「煩ェなァ┄信用もしてねェヤツに話す事なんて何もねェんだよ、だからお前は早く全てを知る者ってヤツを見つけて、怨皇の所に連れてってやれって」
楓「な、何よ┄アンタだって怨皇にそォ言われんでしょ?」
大吾郎「まァな?だが俺はソイツを探さね、お前にやるよ、約束通り無事戻れると良いな?」
楓「アンタはそォ思ってないって言うの?」
大吾郎「あァ、だからお前にやるって言ったんだ、俺はあんな奴絶対信用しねェ、お前みたいにお気楽な頭してねェんでな?」
楓「┄┄┄┄┄┄」
大吾郎「んで?お前はどォすんだ?」
楓「┄┄┄┄グスッ」
「あァ~~~!!大吾郎さん女の子泣かしたァ」
「うん、大吾郎さんの言い方酷かったもんね?」
「私だってあんな事言われたら絶対泣く」
「さ、最低」
大吾郎「だァ~!!煩いな、分かったよ、俺が悪かったです!!ちょっと言い過ぎました!!┄┄おいお前、俺の話しを信じるならこっち来い」
楓「┄┄┄グスッ」
大吾郎「信用してくれんなら、計画を全部教えてやる」
楓「┄┄グスッ、分かった」
スタスタスタ┄┄


虎次「マ、マジかよ!!マジで連れて行く気楓?何かあっらどォすんだよ!!」
龍次「そ、それが┄何度説得しても言う事聞いてくれなくて」
虎次「大体何で凰華なんかに話しちまったんだよ」
龍次「話したんじゃなくて、龍と話しているのを聞かれてしまったんだよ」
虎次「同じだ!!2人共油断し過ぎだぜマジで」
龍次「ハハ、龍の言う通りだった」
虎次「あ"?」
龍次「いや、龍がこの事を知ったら、虎次は絶対に怒るってね?」
虎次「当たり前ェだ!!ったく、呑気な事言ってんなよ、んで?龍は他に何て言ってたんだよ」
龍次「龍も当然凰華を説得したんだけどね?無理だから」
虎次「あァもォ言うな、あの馬鹿!!龍次は甘いもんだから俺に擦り付けやがって」
龍次「すまない」
虎次「龍は一緒に来ねェのかよ」
龍次「龍は今帰国の準備をしているんだよ」
虎次「それ所じゃねェだろォが!!」
龍次「仕方ないんだよ、今回の事で不法滞在がバレてしまったんだだから」
虎次「あ"!!今何つった?」
龍次「孔もなんだが、3人友とっくにビザは切れていてね?孔の一件でバレてしまったんだよ」
虎次「あ┄┄だから孔のヤツ凰華をあんな学校に┄┄可笑しいと思ったんだよな?卒業証書も貰えねェ学校に行かせてんだから」
龍次「孔は正規の学校へ行かせられないから、せめて知識だけでもあればって」
虎次「ったく馬鹿野郎が┄でもな!!俺は龍が一緒じゃなかったら凰華はあっちに行かせねェかんな?」
龍次「分かってる、龍もそのつもりだ」
ピロリロリン🎶ピロリロリン🎶
龍次「電話か┄┄住職?」
虎次「あ┄┄凄ェ嫌な予感がする」
龍次「とにかく出てみるよ」
スッ、タッ
龍次「龍次です」
帝尊*虎次と直ぐに来い、私では対処しきれん*
龍次「ご迷惑掛けます、直ぐに向かいますので」
スッ、タッ
龍次「行こォ虎次」
虎次「あの馬鹿!!」

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