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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第 7話

美菜「ん?何それ、綺麗な指輪ね?DIAMOND?」
サン「はい、もォ一体の生む者から預かりました、これをミーナにと」
美菜「そっか、グランって生きてたんだ、で?」
サン「この指輪を右手の人差し指に嵌めますと、肉体を得て心地でのリミットが無くなります」
美菜「へェ~便利な物作ったじゃない」
サン「終焉を迎える時が来ました」
美菜「それは良かったじゃない」
サン「ミーナ、アナタが行うのです」
美菜「ヤッパそォなんだ、話しは分かったら、でもそれを受け取るかはもォ少し考えさせてね?」
サン「ですが」
美菜「だったら何で私を利用する本当の理由を話さないの?先ずはそこからじゃないの?」
サン「そォ┄ですね?では私にも少し時間を下さい」
美菜「分かったわ?それじゃ私は森の様子でも見て来るかな?」
サン「剣を」
美菜「サンキュー、お互い大切な事なんだから確り考えましょォね?」

龍「まさか俺が居ない間にサラまで捕まっていたとは┄あんな広い所でどォやって3人も探せば」
虎次「仕方ねェって、3人を探せんのは俺達だけなんだから、1日でも早く探してやんねェと」
龍「それにしても何故ニーナが」
虎次「まァ┄それは、ニーナも案外頑固でよ?」
龍「成る程な?龍次も苦労しているって事か」
虎次「まァ俺達に止めれるヤツは居ねェって事だ、お?話し終わったのか?」
龍次「あ、あァ┄まァ」
虎次「ハッハッハ諦めろって龍次、ニーナにはそれなりの覚悟があるんだ」
龍「そォだな?ここまで連れて来て諦めさせるのは無理と言うものだ」
ニーナ「愛してるわ?ドラゴ、でも分かってね?」
龍次「ニーナ」
チュゥ~~
虎次「またかよ┄ニーナのヤツ歯止めが効かなくなっちまったぜ」
龍「ハハハ、今までの想いが爆発してるんだ、大目に見てやれよ」
虎次「見ているこっちが恥ずかしくなるっての」
龍「本当に虎次は初心だな?」
虎次「煩ェよ、おい!!早く行くぞ!!」

美菜(余り考えない様にはしてたけど┄サンの本当の目的は、私か┄私をさんの星に連れて行く、でも力を失っている筈なのにどォやって)
美菜「ん?赤いローブ?┄┄黒い戦士と話してる?」
ニーナ「お願い!!私はアナタと戦いたくはないのよ、私はアナタを助けたいの、信じて?本当に助ける方法が」
ブォン!!ガギィ!!
ニーナ「お、お願い┄し、信じて」
美菜「無駄よ!!」
斬!!
「ギャァ~~~!!」
ニーナ「あ┄┄消えちゃった」
美菜「アナタが何をしたいのかは分からないけど、黒い戦士に説得だなんて無駄よ?命が惜しいんだったら戦う事ね?」
ニーナ「違うのよ!!」
美菜「違く無い!!殺らなければ殺られる、ここはそォ言う所なのよ?そんな覚悟が無いだったら!!」
ブォワ!!
ニーナ「え!!な、何で私を」
ザシュッ!!
「グァ~~~!!」
美菜「話しの邪魔をしないで!!ってもォ居ないか」
ニーナ「┄┄┄┄┄┄┄」
美菜「いい?覚悟が無いんだったら┄┄しつこい!!」
斬!!
「ギャァ~~~~!!」
美菜「こんなんじゃ話しなんか出来ない!!こっち来て!!」
グイッ
ニーナ「え?わっ」
ダダダダダ
美菜「また!!」
ギキン!!キンギン!!ザシュッ!!
「グァ~~~!!」
美菜「以前よりも強くなってる気がする┄急いで光の下へ行かなきゃ」
ニーナ「ね、ねェちょっと待ってよ」
美菜「話しは後で!!とにかく今は走って!!」

美菜「さて、色々と話しを聞こォかしら?」
ニーナ「その前に、助けてくれてありがとォ、私はニーナ」
美菜「ニーナ?┄そォ、私は美菜、仲間からはミーナって呼ばれてるわ」
ニーナ「美菜?┄┄OH!!アナタの事はドラゴから聞いているわ?」
美菜「ドラゴ?」
ニーナ「鷹村龍次よ?」
美菜「龍兄の知り合いだったんだ」
ニーナ「フィアンセなの」
美菜「えェ!!フィアンセって┄あの奥手の龍兄が」
ニーナ「奥手だったんだ、フフフそれとアナタに会うのは二度目よ?」
美菜「以前会ってた?」
ニーナ「これなら思い出せるかな?┄イチマイイイデスカ?」
美菜「あれ?」
ニーナ「YES、原宿で写真を撮らせて貰ったでしょ?」
美菜「あの時の超美人」
ニーナ「Thanks、美菜も超美人よ?」
美菜「あ!!若しかしてママが教えているって新人」
ニーナ「そ、私と姉のサラ」
美菜「ハア┄┄どんだけ世界が狭いってのよ、まァいいわ色々と聞きたい事があるんだけど?」
ニーナ「off course!!知っている事は全部話すわよ?」

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