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異次元その244◉あえての真ん中切り
三四伍六七②③④⑤4467 8ツモ ドラ4
タンピンドラドラ3面待ち絶好の勝負手が来た。東3局7巡目で西家26000持ち。②切ってリーチで何も問題ないがここであえて⑤切りリーチとする。
この局は全員が普通のタンピン系狙いといった基本的な手順で捨てていた。となると⑤は重要度の高い牌でありそれを現物とされると現物も言えども切りにくい。つまり、反撃するためには切れない現物なのである。
②切って②
異次元その239◉字牌を切らせる3色切り
例えば南2局の親番で東と白が対子対子の赤含み5800イメージな手が来たとする。まだメンゼンで進めているが鳴いて仕上げる予定だ。そんな5巡目。ここらで自分の捨て牌に意識を向けてみよう。何を捨てているだろうかと。
捨て牌
一8八九
ここで切るべきものは何か。この5巡目は可能な限りピンズを切る。
捨て牌にまだ2色しか出ていない。そんな親が役牌を鳴いたら役役ホンイツを警戒されてもう一つの役牌が鳴
異次元その238◉サンマ国士はダマ一択
国士無双をうまく張ると「最終形だし待ちは絞れないようになってるしもうリーチでいいや!」という時が麻雀にはあります。しかし、それはサンマではそうはならない。特にアプリゲームなどでは決してリーチしない方がいいパターンが多い。なぜなら、サンマはツモ損というルールがあるからだ。
それも決めによって違うのだが、アプリゲームだとツモった場合は点数が損になるツモ損制度が採用されている場合が多く役満であれば3
異次元その237◉味方を邪魔しない打ち方
オーラス自分はトップ目でカンチャン待ちのタンヤオドラドラをダマテンにしてた。2着目とは10600点差。親は3着目。とりあえず親がクイタンで軽く連荘しようとしてる所にラス目からノータイムでリーチが飛んでくる。そして引いたリーチへの危険牌。
そこへは満貫を放銃してもトップだし跳満だとしても2着までしか下がらない。しかも現在リーチ棒が出たので2着目はマンツモ条件になった。ならばとテンパイをキープしていい
異次元その236◉オリやすい捨て牌をあえて作る
五七②②⑦⑧⑨1234西西西 ドラ五
切り番だ。北家で5巡目カン六待ちドラ1テンパイ。たいした手とも言えないが巡目や全員の点棒状況、残り局数などを加味するとこの手は勝負。そう言う場面だった。
そこで場を見渡すと8は4枚見え。それを踏まえて今回は打4でリーチ!
1切りにすれば4も7も危険牌になるので普通はこちらだが、今回は4切りで1と7を安全だと教えてやるのが妙手。
安全牌が多いと守備につきや
異次元その235◉三元牌1枚切れの対子価値
ションパイなら発を残せということを以前書いたと思う。
それは発が視覚的に目立たず間違えて切ってしまうことがあるからだ。
では、白対子発対子ドラ対子で持っており白も発も1枚切れ。この状況ならどちらを切るべきだろうか。
この場合の正解は発切り。なぜならションパイの場合と違って今回は1枚切れだ。1枚切れの字牌は安全性が高いので今度はむしろ切れてることを認識して欲しい。となれば瞬時に1枚切れが分かるのは
異次元その233◉微差の場合は暗算しろ
例えば満貫をアガれば無条件でトップ、2着とは1900点差の3着目がいるとし、ラス目は1600点のトビ寸前だとする。局面は南1局。ラス目にもまだ親は残っている状況。ここで3着目が点棒状況を自動卓の点差確認ボタンでカチカチと確認したとしたら。そこからリーチが入っても安心してオリていい。本来ならツモられでも飛ぶかもしれないなら真っ向から向かってってアガリを目指すのが正解になる場面だが、今回は点棒確認をし
もっとみる異次元その1◉字牌は現張りリーチ
例えば西家の先制リーチが入っており
南家は4巡目に白を切っている場面で白と⑦のシャンポンテンパイをしたとしよう。巡目は8巡目あなたは北家だ、役は白だけのダマで1300 点の手とする。
このような場面でこう考えることはないだろうか?
『2件リーチにして追い込んだら安牌がなくなり1枚切れの白が出やすくなるかも』
という考え。(少なくとも私はその考えが頭をよぎる)
だが、本当にそうだろうか?
むしろ1件