価値を高める
「なぜアルバイトの給料は、1時間900円程度なのか。」
自分は疑問に思いました。
1日24時間。
世界中の誰もが平等に与えられた時間。
この貴重な時間を1時間たったの900円程度って安すぎないか?
そう自分は思いました。
そんな自分は、キングコング西野亮廣さんの話を聞いて、この疑問の答えを見つけました。
まず、山の上にある自動販売機のジュースって値段が少し高いですよね?
これはなぜだと思いますか?
山の上までジュースを持っていく配送コストが必要で、そのコストがジュースの値段に含まれているからだと思っている人が多いと思います。
自分もそう思っていました。
でも、それは違いました。
山の上に住んでいる人にとってジュースは、
「価値」が高いものだからです。
山の上だと地上のようにお店があるわけではないし、手軽にジュースを購入できない。
そして、山登りをしていて喉がからからで飲むジュースの方が価値が高いからです。
価値についてわかりやすく説明すると、
おにぎりを作ったとしたとき、
①お腹いっぱいのAさんに売ったら50円で売れた。
②お腹がぺこぺこのBさんに売ったら500円で売れた。
提供した労働力は変わらないのに、おにぎりの値段が違う。
それは、提供者の「価値」が違うから。
つまり、
給料は労働者の労働時間に比例していない。
労働者の「価値」に比例しているのです。
もっというと、さんまは毎年値段が違います。
安い年のさんまはおいしい。
高い年のさんまはおいしくない。
え、ちょっと待てよ。おかしいだろ。と思いますよね?
安い年の方がおいしくなくて、高い年の方がおいしいのと間違えているんじゃないか。と。
違います。
安い年においしいのは、たくさん育って、たくさん取れたから安いのです。
逆に高い年は、あんまり育たなくて、あんまり取れなかったから高い。ということなのです。
この山の上のジュースやおにぎり、さんまの話をふまえて、最初の疑問に戻ります。
「なぜアルバイトの給料は、1時間900円程度なのか。」
キンコン西野さんの価値が高いのは、
キンコン西野さんが1人しかいないからで、
コンビニのアルバイトの価値が安いのは、
コンビニのアルバイトをやっている人がたくさんいるからなのです。
これが答えです。
つまり、給料を上げるためには希少人材にならないといけない。
給料を上げるためにハイクオリティのものを提供するのでは意味がない。
まずは、希少人材になることが最優先で、そこからハイクオリティのものを提供するという順番が正しいのです。
何者でもなくて、誰にでもできるコンビニのアルバイトだから900円程度であり、どんなに働いたかという労働時間は関係していないのです。
もっと稼ぎたいのなら、希少価値を高めること。
難しく聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら、キンコン西野さんが1人しかいないように、
この世で自分は自分しかいないし、
あなたはあなたしかいないからです。
だから、やるべきことは、
誰もがやれることをやるのではなく、
自分にしかできない。
自分だからこそできる。
ということを見つけて、
それを誰にも負けないくらい磨き上げれば良いのです。
そうすれば、あなたの希少価値は上がります。
私は特別な人にはなれないという人がいます。
それはおかしいです。
なぜなら、この世に1人しかいない、
あなたが生きているだけで特別な人であるからです。
希少価値を上げるために、たくさん学んで知識をつけ、たくさん行動して経験することが大切です。
自分も、もっと頑張ります。
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