失敗に乾杯

前に、自分の思考や生き様は、小学生の頃に読んだ本から学んだのだということを書きました。
まだご覧になっていない方は是非ご覧ください。

https://note.com/18kobaken/n/nacf566ff16a3

「また必ず、会おう」と誰もが言った。
この本を改めて読んで、
心のモヤモヤが解け、とてもスッキリしました。
そこで、小学生の頃に読んだ他の本も読んでみることにした。

小学校低学年の頃、いくつかの読書感想文の課題図書の中からこの本を選択した。
それが、この本と自分の初めての出会いである。

そして、もう一度読み直した。
やはり、感想文を書いてアウトプットしているため、少し読むだけである程度、内容を思い出すことができ、あっという間に読み終えてしまった。

この本からは、失敗に対しての捉え方について学ぶことができる。
改めて読んでみて、印象的だった2つの部分を紹介します。

しっぱいはだれにもあるさ。しっぱいするから大きくなれるんだよ
おとうさんはしずかにいいました。
しっぱいには、いのちにかかわるほどのおおきなしっぱいもあるけれど……。しっぱいして大きくなるんだし、ときがたつとしっぱいがいい思い出になるんだね。


失敗の捉え方

誰もが「成功したい」と強く願っている。

しかし、失敗に対してはどう捉えているのだろうか。
多くの人は、「失敗はしたくない」と思っている。

勇気を出して挑戦したけれど、1度の失敗から、やめてしまう人が多い。

「最初からやらなければよかった。」
「もう絶対にやりたくない。」
失敗して、落ち込んだり、自分を否定してしまう。

でも、それではいけない。なぜいけないのか。

私は、人生は成功より失敗の方が確実に多いと思っているからである。

例えば、今自転車に乗ることができている人は、なぜ乗ることができているのか。
自転車に乗ってみて、すぐに乗れた人はいないはず。
もしかしたら、めちゃくちゃ身体能力が高く、バラン感覚が良くて乗れた人もいるかもしれない。
しかし、そういう人はいたとしても極僅かと限られている。
多くの人がまずは、補助輪をつけて自転車を漕ぎ、慣れてきたら補助輪を外してという順序があるはず。
自分は幼い頃、補助輪を外して、バランスがとれず、転びまくり、高い崖から落ちて大泣きした記憶もある。
でも、そういう経験があって、今何事もなく普通に自転車に乗ることができている。

つまり、自分が伝えたいことは、
何かに挑戦して、失敗したとしても、その失敗から学んで次に活かせば良いということである。

失敗は、自分が目指していることからすると失敗なのかもしれないが、視点を変えてみれば、1つの成功でもあると自分は思っている。

だから、失敗することよりも、失敗を恐れて、何もしないことの方がよっぽどダメなことである。

この本を改めて読んで、
自分と向き合い、考えてみた時、
失敗している数が少ないということに気がついた。
それはつまり、挑戦している数が少ないということ。
だからもっと挑戦する。


失敗してもなぜ良いかというと、
成功したことよりも、失敗したことの方が記憶に残っているからだ。

例えば、ズボンを前後反対に履いて学校へきてしまった自分がいるとする。

確かに、ズボンを前後反対に履くという失敗してしまったその日は、周りから笑われたり、「自分って情けない」と思うかもしれない。

しかし、その失敗は、何年後かには、きっとめちゃくちゃいい笑い話や思い出に変わってはいるはずだ。

しかも、あの時でズボンを前後反対に履いてしまったおかげで、あれから反対に履くことはなくなっていると思う。

これは、失敗して良かったと思える瞬間ではないか。

究極のことをいうと、ズボンを前後反対に履いて、周りから笑われてしまった時に、周りの人を笑わせるためと考えて直してみたら、それは成功であるかもしれない。

逆に、周りの人を笑わせる目的でズボンを前後反対に履いて学校へ来たけれど、誰にも触れられず、笑われなくて、失敗したとしたら、それもきっと数年後には良い笑い話になっている。

だから、失敗を恐れずに、勇気を出して、いろんなことに挑戦しよう。

挑戦して、成功したら継続すれば良いし、
失敗してしまったら、その失敗から学んで、
次の成功に向けて活かせば良い。

成功するため、夢を叶えるため、目標を達成するために自分はもっと挑戦する。

そして、失敗したらみんなで乾杯しよう。
しっぱいにかんぱい。



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