終わりはいつでも突然で必然で
君はいつだってそうだ
勝手に来て、勝手に去って、
いつの間にか終わっている
君はいつもそんなふうで、身勝手だけど
身勝手だけど、
何よりも魅力的で輝いていて、
誰よりも、寂しい
そう、
夏はいつだって、身勝手で美しい
振り回されることが心地よくて、
体温と共に溶けてく感覚が忘れられない
鬱陶しいほどの熱気に押しつぶされるその息苦しささえも、
君からの愛なのだと感じてしまう
だからこんなにも恋しくて、
懐かしくて、
また君を求めてしまうんだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?