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6月29日、小学6年生に税金の授業をしました

こんにちは!愛知県刈谷市の税理士、榊原です。

6月29日(木)に、愛知県知立市立来迎寺小学校の6年生たちに向けて社会(公民)の授業をしました。
※事前に写真掲載の許可はいただいてます。

東海税理士会刈谷支部では、社会貢献事業の一環として、希望のあった小学校などに税理士を派遣して租税教室を行っています。

私も2020年から年2~3回、西三河エリアの6年生たちに税金の授業をしてきていました。


僕の税金の授業

小学生はまだ公民を習っていませんので、「私たち国民が納めた税金がどのように使われているか」という内容を教えています。

例として挙げるのが、公共サービス。

なぜ、みんなは病気やケガをしたら救急車に無料で乗れるのでしょう?
なぜ、みんなは学校に通うことができるのでしょう?

子どもでも買い物をすれば消費税を払いますよね。

まず、私たちが払った消費税がお店を通して税務署に納められます。全国から税金が財務省に集められ、巨額の税金を何にどれくらい使うか、毎年国会議員たちが時間をかけて国家予算を決めます。

そして税金の一部が各々の地方公共団体に配分されて、私たちの身の回りにある公共サービスに役立てられています。

18歳になったら選挙に行こう!

もし18歳以上になってから、「自分たちが納めた税金がうまく使われていないな」と感じたら、国や地方の議員を決める選挙にぜひ参加しましょう!

……と、授業の最後では児童たちに呼びかけるようにしています。

すべての議員や政党の公約など把握して、どれかを選び取ることはちょっと難しいかもしれませんね。
それなら、自分とは明らかに考えが違うと感じる公約を掲げる議員や政党には避けて、それ以外の議員や政党に投票するという消去法のような選び方でも充分です。

それでも自分の意見を反映する立派な一票になります。 
選挙に無関心で投票しないよりずっといい、国や地方をよくすることにつながる一社会人の行動だと思いますよ!

授業を面白くするために

公共サービスで使われている税金の金額はとても莫大で、数字で話しても子どもの金銭感覚ではイメージできません。
そこで、僕は100万円の札束や一億円の入ったケースのレプリカを持っていくようにしています。

おふざけ感のある100万円の札束のレプリカ

すると、児童たちはすごく興味をもってくれます。
授業が終わった後も、特に一億円のケースは児童たちに大人気!

授業では、このケース12個分つまり12憶円もの税金が使われて学校が建てられていることなどを説明しています。
たくさんのお金が使われて建てられた自分たちの学校を、児童たちが大切に使おうという気持ちになってくれるとうれしいですね。^^

教師の方々からのお声

幸いなことに、教師の方々からはいつも「児童が税金について知るいい機会になった」という感想をもらっています。

私自身子どもが好きですし、子どもたちが将来困らないように税金の知識をしっかり学んでほしいと思っているので、この授業が好きです。

西三河を拠点に活動する税理士として地域に貢献するため、これからも税金の授業をがんばって続けていきます!Σp(^^)

※これを見てくださった愛知県西三河エリアの小学校関係者の方々で「うちもやってほしい!」と思われましたら、榊原税務労務会計事務所または東海税理士会刈谷支部までお問い合わせください。お待ちしております!


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