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お月様

夜だけが

味方になってくれた

ボクらの消えそうな燈を

そうっと包んだ

月明かりの下だけが

すべてから自由になれた

流れ星を一緒に探して

消えそうな君を求めた

朝が来なければ

君といられるのに

ボクらは泣いた

手に落ちた涙は

朝日を浴びて

忌々しく輝きだすんだ





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