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男目線で生理を考える

今日は男性が絶対に理解出来ない…女性の「生理」について、考えてみたいと思います。

あくまで男性の私が語るので、基本憶測ばかり。もしズレていたら、お許しください。
(コメントなどでアドバイスいただだけたら嬉しいです)

さてこんなことを書こうと思ったのは…高齢の母親が若い頃、まだ生理用品もなければ、ロキソニンも無かった時代。

男性が威張って許されていた時代に育った母親は、戦争体験者です。

一体当時はどうしていたんだろう?と聞いたのですが…
もちろんナプキンなどなく、トイレで便と一緒に排泄していたらしいのです!

つまり自分で経血を我慢?コントロール?出来ていたらしく…
本来の女性が持つ、月経血コントロールを誰もが普通にしていたとか。

⬇️今はそれを習得するヨガもあるようです。

人類の歴史からすれば…生理用品どころか、パンティすら近代以降。

月経血を自分でコントロール出来るなら…生理用品による経皮毒のリスクも軽減出来ますよね?

経皮毒については賛否両論ありますが…多くは男性は肝臓に溜まりやすく、女性は子宮に溜まりやすいとのこと。

これも生理痛に関係あるのでしょうか?

生理痛も昔からあっただろうけど、薬で抑えるなどしていなかったらしく…

母親に聞くと、それどころじゃなかった!…という返事が。

何せ戦争も体験してる世代のおばあちゃんですからね。

母親の実家・甲府も空襲があったので、ストレスは今の比じゃなかったでしょう。

そんな時代を生き抜いた人だから…生理に対する感覚も、今の女性達と違うのでしょうね。

⬆️に貼り付けたのは、インド映画「パッドマン」。めちゃくちゃ良い映画です!

主人公は奥さん思いの男性。

生理用品が高価な為、ボロ布をナプキン代わりに使う女性達を救うべく、安価なナプキンを開発した男性のお話し。

汚れた布を何度も洗って干して、生理用品に使うことは衛生面で良くない…と考え、行動する主人公の情熱!

生理そのものが公に語ることが出来ない社会背景で、偏見と戦いつつ悪戦苦闘して、最後に安価なナプキンを量産するという、素晴らしい作品でした。

これ…男性こそ観て欲しい、お勧めの映画です。

先日まで放送していた朝ドラ「らんまん」にも…

主人公・万太郎の実家の酒蔵に、お姉さんが入ってしまい、叱られるシーンが描かれていましたね。⬇️⬇️⬇️

人は女性から産まるのに…
「女は不浄」という考えは、どこから始まったのか。

人は女性からしか、産まれることは出来ないのです。

どんなにLGBTQが認知されようが、絶対に!自然の摂理は変えられません。
(これは差別とか、そういう問題でないことをご理解ください)

女性の生理は、子供を産める証なのに何故不浄なのでしょう?

これはずっと疑問でした。

母親に聞いても…そういう時代だったからとしか、答えてくれません。

もちろんココロの中では「なぜ女は?」と思っていたかもしれませんが、それを口に出来ない時代を生きた人ですからね。

「女の癖」にという差別的な言葉が普通だった、男尊女卑の時代。

戦争など時代の犠牲に遭いながら、黙々と生き延びて子供を産み、子孫を繋いでくれた女性達のお陰で…我々はこの世に存在出来るのです。

生理は不浄ではありません。

さて…その生理による痛みは、人それぞれ(らしいの)ですが。
寝込むほどきつい人は、昔からいたのでしょうか?

それとも食生活や環境の変化等で、今の人の方が生理痛が酷い為、薬が必要なのでしょうか?

これは今の女性も昔を生きたわけではないので、答えはわからないかもしれませんが。

昔って、凄く子沢山だったでしょ?

医療が発達してなくて、栄養状態も良くないから、亡くなる子供もいて…とにかく子供をつくる時代。

避妊という概念があったかどうか定かではないけれど。
8人兄弟など普通だった時代が、3世代ほど前。

女性は相当な体力があったはずです。
当時はお産婆さん(助産師)による、自然分娩が普通だったわけですから。無痛分娩なんかないのだし。

⬇️は現代で自然分娩の先駆者と言われる、吉村医師の記事です。

今は不妊治療しているご夫婦も多いですよね?それは晩婚化だけが原因ではないはず。

自然のものを食べて、土に触れ、良い水と空気に包まれていた生活と。

遺伝子組み換え食品を食べて、電磁波に囲まれる生活。

本来当たり前の睡眠すら、薬に頼って眠る様な日々。

生き物として、昔とはかなり変化しているのは間違いありません。

私は感覚過敏(特に聴覚過敏)なので、地方に行くと自然の音に神経が休まります。

無音の音というか、微かな風の音(正確には風にゆれる木々の音)に癒されるのですね。

生理を広義で捉えれば…

月経のことだけでなく、男性の性欲もそうだし、本能的欲求全般を生理だと言えるでしょう。

本能を抑え無視していたら、何かしらのサインがカラダに表れても不思議じゃないですよね?

昔のダンスの教え子で、過度なダイエットで生理が何年も来なかった…という子達がいました。

美人なのに顔色が悪く、いつも青ざめて…正気が無いのです。

きちんと食べて、きちんと動き、きちんと寝る。
感情を抑え過ぎず、人と直接関わる。

こうした生き物としての在り方を、もう一度取り戻すことが、本来の健康法ではないかな…。

流行りのエクササイズやフィットネスも良いけれど…

時には自然に触れて、自然に溶け込むこともしてみませんか?(私は毎日、自然が恋しくてたまりません!笑)。

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