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新卒四ヶ月適応障害③

〈精神科〉

ひたすら近所の精神科・心療内科に
電話をかけても、予約ははやくて
二週間後、三週間後 ばかり。

そんな間に私きっと死んじゃう

ひたすらかけて、やっと
当時住んでいた家から電車で
1時間の病院が初診をはやく
みていただけることになりました。

別に病院にいったところで
なにか変わるわけでもないんですが、
何かに頼りたかったんです。

そして、今の自分がどんな状況なのか
ただの甘えなのか
弱いだけなのか
それとも病気なのか知りたかった。


けれども、診断のテストを受け
ほぼ満点の重度な鬱傾向ですね、
薬出します  で終わりです。


社会人ってすごいなぁ、
みんななんでそんな頑張れるんだろう
初めてもらった薬を飲みながら
仕事にまた向かいました。


この頃から、
どんどん人に会いたくなくなるよう
になりました。
同期に会いたくない、話したくない、
話しかけて欲しくない、一人にして欲しい。

元気が取り柄と言われ、自分でも
学歴ない分元気印でいこう!と思っていたのにも関わらず、口を聞かなくなりました。

そして色んな物が死ぬための道具に
見えてきます。

駅は死ぬ場所、死ねる場所。
ベルトで首を締めようかな。
夜彼が家にいても、家を抜け出し
近くの川まで歩き、入水で死のうかなと
動いてみたり。
「楽に死ぬ方法」と検索。

死ぬのは怖いけど
現実に向き合うのはもっと怖い。
死ぬ勇気もないのに
生きる勇気もない。


なーんにもできない人間だと
思い込むようになりました。


つづく


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