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売ってはいけない 売らなくても儲かる仕組みを科学する 2

言葉や情報を盛ると、売れなくなる
言葉や情報を盛りすぎると、逆に、伝える力は急激に弱まる。
本当に必要なのは、「盛る」のではなく、「削る」ことだ。
そのうえで、誰も語っていない、ありそうでなかったシンプルな言葉で表現すべきだ。
●本質を考え抜き、シンプルな言葉で伝えろ

このNGワードで、売ってはいけない
「私、私たち」…顧客に関係ない
「違い」…何が違うのかはっきりさせるべき
「ソリューション(解決策)」…解決策を必要とするかは顧客が判断する
「クオリティ(品質)」…商品の品質を判断するのは顧客
「テクノロジー(技術)」…技術を使わない商品はない
「生涯(一生)」…具体的にすべき
「本物」…具体的にすべき
「最上級の形容詞」…二番手と比べて、数字で事実を示すべき
●具体的かつ簡潔な言葉で、顧客の価値を表現してみせよ

みんな知っているのに、売れない理由
情報があふれる時代に必要なのは「刺激的なメッセージ」ではなく、「共感」を生み出すことなのだ。
●目立つだけでは売れない。共感を生み出せ


商品開発するな。顧客を開発せよ
すごい商品や話題性で、一時は世の中の関心を集めるかもしれないが売れなくなる。必要なのは「ぜひ買いたい」という顧客を見つけ出し、「ぜひ買いたい」と思うように改良し続けることだ。

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画像引用元:https://nijibox.jp/blog/customer_development2/

常に顧客から学び続けることが必要で、顧客の痛みに絞り込んで「ぜひ買いたい」と思う顧客を創りだすことが重要。
●顧客な切実な痛みに絞り込み、顧客を開発せよ

多数顧客に売ってはいけない
「すべての顧客に売ろう」と考えるから、売れない
顧客を徹底的に絞り込み、彼らが何を求めているかを深く理解し、応えることが必要なのだ。

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画像引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2013/07/30/15482

必要なのは顧客の観察である。

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画像引用元:https://data.wingarc.com/what-is-ooda-11126

●少数顧客を現場で観察し、潜在的ニーズへの解決策を作ろう

売れ筋の真似では売れないが、真似でも勝てる方法もある
「製品ライフサイクル」は50年で1/5の短さになった。

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画像引用元:https://www.axc.ne.jp/preparations/glossary/product_life_cycle.html

いまは、成長期から成熟期までの時間はずっと短くなっているので、フォロワー戦略の成功の可能性も低くなっている。さらにフォロワー戦略では、市場を代表するブランドを超えられない。
●ヒット商品を真似したいなら必ず追い抜くこと


真新しさで、売ってはいけない
真新しさだけで買う顧客は、すぐ飽きる。そして誰も買わなくなる。
目先の新しさを追わずに、飽きない顧客体験を創り出すことが必要。

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画像引用元:https://www.bebit.co.jp/column/article/cem-05-two-points-for-loyalty-improvement

常識外れの商品が売れる理由
「常識」とは、過去にうまくいくことが証明された成功パターンである。過去の成功パターンは、同じ方法でやっているライバルも多い。
しかし、「この常識は間違いでは」と感じた直感を、ロジカルに考え抜いた先にチャンスがある。タブーや非常識を常識に変えることで、ヒット商品は生まれるのだ。

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画像引用元:https://twitter.com/hashtag/2019%E5%B9%B4%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E5%95%86%E5%93%81%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8830

●ヒット商品のヒントは常識から外れたところに潜んでいる




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