投手は打者だけでなく怪我とも戦い　〜斎藤投手・松坂投手を見て〜

私は試合に一度も出ることが出来なかった高校球児でした。そんな私がこんな偉大な選手のことを書くのはおこがましいと思いますが、感じたことを書きました。

斎藤佑樹投手・松坂大輔投手を見て、私達が思っている以上に過酷な怪我と向き合っているのだと感じました。

私はしょぼしょぼの投手でしたが、高校球児の時に肘を怪我し、思うようにボールを投げられない経験がありました。

怪我をすると球速や投げる力が落ちます。また怪我すると怪我の箇所をかばうことにより、肩を怪我をしやすくなります。さらに、投げる時に変な所に力が入れてしまいます。

だから思うように投げることができません。怪我をして怪我前のように投げることはできません。
それは高校球児の私も経験したことです。

プロ野球選手は毎日毎日痛みやいつ投げられなくなるのか不安との戦いです。私にはプロの世界は分かりませんが、この戦いは本当に過酷なものだと考えます。

この状況の中、斎藤投手や松坂投手は投げ方を変えたり、投球の引き出しを変えたり試行錯誤をしていたと思います。

想像以上にこの試行錯誤は難しいと考えます。
練習しても思うようにならない。結果が出せないと周りから批判される。

打者との戦いは皆様から見える戦いですが、怪我との戦いは見えないものです。

斎藤投手と松坂投手の投げてる姿を見て、打者との戦いよりも長い間怪我と戦ってきたことに感動しました。