二度と味わいたくない摩訶不思議な体験談 inマレーシア vol.1
みなさまボンジュール! ヒロジュールでございます!
今回は、過去旅行の帰路にて、私が実際に体験してしまったお話を3回に分けて書いています。
2017年7月11日
コタキナバルから帰国する際の体験 そして、これが私の初体験である。
@帰国ルート@ コタキナバル → クアラルンプール経由 → 日本
コタキナバル発の時点で航空会社の事情により出発が1時間30分のディレイ。
クアラルンプールの乗り継ぎ時間が1時間40分。
普通に考えてムリですよね(笑)
コタキナバルの段階でトランジットを半分諦めた
日系の航空会社なら100歩譲ってグランドスタッフが紙を掲げて待っていて、走ってトランジット!なんて事がしばしありますが、海外の航空会社は、はいっ!残念でした!次の便を案内するね!と、大抵なります。
とするとこの後どうなる?
本来乗るべきだったクアラルンプール発は23:30で、日本に飛ぶ便が無いためやむなくマレーシア航空が用意したホテルに宿泊し、翌日の便で帰国となった。
しかし今回はエコノミークラス利用なので、ホテルクラスの期待は薄々。
今回のようなケースの場合、利用する座席クラスによって宿泊するホテルが違うのが一般的。
制限エリア内にあるカウンターで、諸々の手続きと説明を聞き、チケットを手にホテルへの送迎車が着く場所へ移動。
ここまでは良くある話。
魔の体験は、ここから始まる
ターミナルの出口を出た所で担当者らしき人に、「10〜15分したら送迎車が来るよ!」 そう言われ、待つ事に。
30分が過ぎても来る気配なし・・・
アバウトすぎるスタッフにいい加減嫌気がさした45分後にようやく送迎車が到着 (半ギレ) 荷物を積むと早々に出発。
ホテルまでは20分位の所要と聞いていた。 「あぁ!もうちょっとでシャワーが浴びれる!」
日頃あまり考えられないが、そんなことに胸を膨らませた。
というのも、湿度の高い暑さと昼からの移動で 疲労はピークに達していた。
フワンフワン回るように揺れる車内でそんな事を考えていた。
時計に目を向けると、深夜1時をまわっていた。
周囲は暗く、バイパスの灯りだけ灯る中を、クルマは時速90キロでひた走る。
(写真はイメージ)
しかし・・・いくらとばして走っても着かない。
空港を出てからすでに倍の40分が過ぎたころ、 一緒にいたパートナーが呟いた。
「随分走ってるけど、まだ着かないのはおかしくない!?」
「もしかしたらこのまま何処か変な場所へ連れて行かれるんじゃない?マレーシアはまだ海賊がいるって噂を聞いた事があるけど...」
暑さと違う汗がじっとりと出てきた。
私 : 「おいおい、脅かすなよぉ〜!!」
私 :「という事は、このクルマは護送車かぁ??」
vol.2へ続く...
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