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  • ハロー通信スタッフコラム

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  • 世の中を知る

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最近の記事

『食の歴史――人類はこれまで何を食べてきたのか』

ジャック・アタリによる食を通した将来展望。 人間の成立ちからその文化や社会をつくってきた食。しかし、19世紀後半の工業化以降は、人間ではなく資本のためのものになってしまった。将来のわたしたちの持続可能な生活を守るために知っておきたい知識が満載。ハロー通信メンバーとしては、最後の章の基礎知識集は、栄養素の元素での解説もあり、辞典的にも便利です。 勝手にまとめますと、、、 ――遊牧して猟をして暮らしていた祖先も、火を使うようになったことで消化に使うエネルギーが節約されて脳の容

    • 成功の普遍的法則

      ザ・フォーミュラ~科学が解き明かした「成功の普遍的法則」~ 光文社 著者 ノースイースタン大学ネットワーク科学部門教授 アルバート=ラズロ・バラバシ ネットワーク科学の世界的第一人者である著者が、人間の功績にまつわる膨大なデータを集め、成功を構成要素に分解する方法を見つけ出し、人が成功する仕組みを分析し、公式化したという画期的な内容です。 まず、成功の定義ですが、「成功とは、あなたが属する社会から受け取る報酬である」としています。個人の能力=「パフォーマンス」もと

      • THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術

        THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術 著者 ジェイ・ハインリックス  子どもと一緒に勉強をしていると、つい「なんで分からないの?」とカッとなってしまい反省することが多いです。子どもに限らず、家庭でも職場でも、伝えたいことをうまく伝えられなかったり、相手をうまく説得できずににもどかしい思いをすることがあります。この本は、その「伝える技術」すなわちレトリックを教えてくれる本です。著者が子育てでレトリックを使ったシーンなども紹介されていて、楽しく読めます。

        • プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

          プラットフォームの経済学 機会は人と企業の未来をどう変える? 著者 Andrew McAfee / Erik Brynjolfsson (MIT) 発展するテクノロジーがどのように私たちの未来を変えていくのか?という疑問について、テクノロジーが私たちの生活を変えた実例をたくさん紹介しながら、今後どのように活用していったらよいか教えてくれます。 例えば音楽CDの売り上げは、2000年から2015年までの15年間でほぼ半減しました。タワーレコードは2006年、HMVは20

        『食の歴史――人類はこれまで何を食べてきたのか』

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          元素周期表で世界はすべて読み解ける

          ハロー通信スタッフコラム2、読書で学んだことです。 元素周期表で世界はすべて読み解ける~宇宙、地球、人体の成り立ち~ (光文社新書) 光文社 著者 吉田たかよし 医学博士 初回はこの元素の本。ハロー通信では元素まで掘り下げて理解することをモットーとしていますが、高1で化学に挫折した文系の私にとって、元素は「スイヘイリーベ」と言って暗記する訳の分からない避けて通るやつというものでした。この本は、宇宙誕生から人、自分の生活まで、非常に分かりやすく元素で一貫性を持たせてくれます

          元素周期表で世界はすべて読み解ける

          不便益という発想

          ハロー通信スタッフコラム4、読書で学んだこと第二弾です。 ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想 著者 川上浩司 京都大学デザイン学ユニット特定教授 少し前にハロー通信で出てきた「不便益」。面白い言葉だなと思い、Amazonでキーワード検索をしていたらこの本がヒットして読んでみました。不便益の定義からその効用、ビジネスへの応用まで教えてくれます。 これまで私たちは、物理的にも心理的にも

          不便益という発想

          少子高齢化と移民

          少子高齢社会と移民 ―― 問題は移民がいなくなることだ Foreign Affairs 2019 No.12 Charles Kenny 「欧米では移民を拒絶するポピュリスト政治が人気だが、少子高齢化が進む中でむしろ移民が必要で、移民を魅了するために競い合う必要がある」という内容。 • 高齢化と低成長 G7諸国の一人当たり GDP成長率は、退職者人口割合10%では+4%だが、10-20%では+2%、20%超では+0.4%にまで落ち込む。政府は、

          少子高齢化と移民

          教育格差

          ハロー通信スタッフコラム6 教育格差 ──階層・地域・学歴 (ちくま新書) 筑摩書房 著者 松岡亮二 この本のすごいところは、データで語られていることです。教育というと、身近で思い入 れがあるテーマだからこそ、経験で考え語ってしまいがち(教育行政も残念ながらそうらしい)です。そんな中で、論より証拠を見せられて愕然としますが、自分の子どもや社会のためにどうすればよいかを真剣に考えるきっかけになりました。 • 日本における教育格差は世界で標

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