見出し画像

【地政学】勉強記録|スペース、エア、サイバーパワーとは

地政学とは

地政学とは、国の特性や政策を地理的な要素から研究する学問のこと。 1916年にスウェーデンの政治学者、ルドルフ・チェーレンによって提唱された。

国というのは基本的に「ある決まった場所」に存在している。例えば、日本は四方を海に囲まれた国。また、オーストリアやスイスといったヨーロッパの国の一部などは、海に面しておらず国境はすべて陸にあります。そうした地理的な条件は、それぞれの国の政治や経済、安全保障などの戦略、国同士の外交戦略に大きな影響を及ぼします。国や国同士の過去の出来事やいま起きていることを、地理的な側面から読み解いていくのが「地政学」です。

地政学の根本と土台

地政学の基本的な概念の一つとしては「シーパワー(sea)」と「ランドパワー(land)」。「シーパワー」とは、国境線の多くが海に接している海洋国家(あるいは海洋国家が持つ力)のことで、「ランドパワー」は逆に陸続きで他国と接している大陸国家(あるいは大陸国家が持つ力)のこと。例えば、アメリカや日本、イギリスなどは「シーパワー」の国で、中国やロシア、ドイツなど「ランドパワー」の国とされている。

「シーパワー」は周りを海に囲まれているため、他国から攻められにくく、交易によって利益を得ようとする傾向が強いとされている。一方の「ランドパワー」は、他国から侵略されやすく他国を侵略しやすいのが特徴である。

エアパワー、スペースパワー、サイバーパワー

「エアパワー」は国家の総合的な航空能力を指します。また、宇宙開発が盛んになってからは「スペースパワー」、つまり国家の宇宙開発能力にも注目されるようになりました。「エアパワー」と合わせて「エアロ=スペースパワー」と呼ばれることもあります。さらに現在は、インターネットなどサイバー空間でも国家間の勢力争いがあることから「サイバーパワー」にも関心が集まっいる。

Q&Aコーナー【教えて】ドンキーコング先輩

【講義を受けた感想】ヘイホー

今回はヘイホーが地政学者であるドンキーコング先輩に地政学の講義を受けてきました。面白かった点としては通信:tele communicationについて。tele:離れた。共通する点としては離れた距離にいる人に信号を送るということ。かつての戦国時代などでは狼煙を信号として使っていたこと。そして、狼煙の色や数によって意味合いを変更していたこと。今では通信という意味では郵便やメール、電話なども言えることを知りました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?