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達成感こそが最大の幸せである。

今日から本格的にコーチングセッション(3回/月の6ヶ月間)が始まった。
コーチングを通じて、自分が本当に達成したこと、成し遂げたい世界などを達成できるように、良い自己投資をしっかりと自分でカバーできるように日々生きていく。

コーチングでは「達成」、「成長」、「進化」などの言葉が常に使われていく。
これらの言葉は、一見華やかしい言葉に見えるが、99%は厳しい努力が強いられるため、自分は大っ嫌いだった。
「達成」、「成長」という言葉ばかり使ってる人たちは意識高い系のイタイ人間と自分の中で勝手にフォルダーを作り部類分けすらしていた。

だが、そんな自分が今では「達成」という言葉を自発的に出すようになり、コーチングセッションや朝会では「達成したいこと」について熱く語るようになっている。
人には変わるきっかけになるストーリーや出来事があり、例外なく自分も達成という言葉を魅力的に感じる瞬間があった。
今回は、一生忘れないであろう。
いや、絶対に忘れない日について書いていく。

人生頑張った方が楽しいと思った日
「達成感」これを初めて心の底から感じたのは、大学4年生の頃だった。
高校からの友達と、自分のBucket List「フルマラソンに参加する」という夢を叶えるために、ハワイのホノルルマラソンに参加した。

2週間くらいハワイに滞在し、「美味しいものを食べ、綺麗な景色を見て、楽しい遊びをし、とにかく語る!」みたいな、いわゆるハワイ大満喫旅行だった。
そんな楽しい思い出ばかりの旅行で、自分の中で圧倒的記憶に残っているのは、人生で1番キツかった「ホノルルマラソン」である。

ホノルルマラソンのスタート地点に立つまでは正直マラソンを舐めていた。
42.195kmという数字には少しビビっていたが、周りを見渡す限り女性も多く、小さい子もいる。
大学4年間体育会に入っていたこともあり周りと自分を比較し「余裕やんけ」と、マラソンを軽視していたのだと思う。
ただ、その余裕は開始2時間で絶望へと変わっていく。
10km、20kmと通過し、「余裕やんけマラソン」と本気で思っていた自分は、30km地点で人生で1番キツイ経験をすることになる。

30km通過地点を少し過ぎた辺りだろうか。
足がまじで動かない。足裏は死ぬほど痛い。太腿は全く上がらず、誰かに押さえつけられているかのように重い。
少し前までスイスイと抜いて行った人等にも簡単に抜かれていく。
スタート地点で軽く見ていた周りの女性にも抜かれていく。
自分が立てた目標設定のゼッケンを付けた人にも抜かれ、目標達成が難しいと感じた自分はその場で走ることを辞めようとした。

そんな時、何故か今まで全く気にならなかった沿道からの応援がめちゃくちゃクリアに聞こえ、自分の背中を、気持ちを鼓舞してくれた。
ホノルルマラソンはハワイ中が熱狂するイベントだ。
自分が諦めて歩こうとしたその時に、走り始めて3時間くらい経過しているがまさにその時に、初めて人から直接的に応援されていると感じることが出来た。
これらの応援は想像以上で、その後も沿道の声援は自分の背中を押してくれ、気持ちが折れずにゴールテープを切ることが出来た。

自分は、ホノルルマラソンのゴールテープを切った瞬間を将来忘れることは絶対にない。あの時の達成感を絶対に忘れない。
ゴールした瞬間、見えた景色は一生脳内に残り続ける。
そして、ゴールした瞬間思った。
「この景色を見るために、頑張って良かった。自分に負けないで良かった。挑戦して良かった。達成出来て良かった。」と。

あの時、走ることを辞めていたら、目標タイムを切ることを諦めていたら、同じゴールでも達成感は得られず、自己肯定力も下がるだろう。
だが、諦めずにキツイ時期を乗り越え、その時に応援してくれた人がいるからこそ達成出来たし、ホノルルマラソンを通じて自己肯定力もアホみたいに
高くなった。何より達成した時の気持ち良さを実感することが出来た。
この経験が今の自分の価値観にかなり紐づいている。

きっと人生も同じだと思う。
達成したい目標は人それぞれ違う。
ただ、目標や目的を持って、それを達成するために生きるのと、
ハナから諦めて努力しないのでは、充実度や幸福度も変わってくる。

目標を立て、そこに向かって足を動かし続ける。
時には上手くいかないこともあるし、嫌になる時もある。
でも大切なのは、自分が立てた目標に向かって少しでも足を動かし続けること。
足を動かし続けていると、必ず自分の頑張りを応援していくれる人が出てくる。
そこでまた、背中を押してもらえて頑張れる。
その結果、今まで見えたことがない景色を見れることが絶対できる。
それは、自分だけの力だけではなく、応援してくれた人の後押しのおかげだ。

達成感。
自分の人生は日々の選択が作っていく。
自分が立てた目標。
自分がなりたい自分への目標。
自分が成し遂げたいことの目標。
目標は人それぞれなんでも良い。
その目標を達成した時に見える景色。
これを一度経験したら虜になる。

目標達成。
全ての人に可能性はある。
一度小さな目標でも良い。
自分の中で目標を立て、それに向かって少し努力し、絶対に達成しよう。
そしたら、少し自分を好きになれるし、達成感の気持ち良さに、次もなりたい自分になるために少し頑張ることが出来るようになる。
当たり前だが、達成することは好循環しか生まない。

素晴らしい人生を作っていくために、達成しよう。
達成感を味わおう。

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