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先生同士の人間関係の悩み~解決方法1:ビジネスパートナー~

先生同士の人間関係に悩んでいたら、まずビジネスパートナーになりましょう!

教育の現場では、人間関係の悩みは主に「児童・生徒」「保護者」に焦点が置かれ、先生同士の問題は後回しになってしまう傾向にあります。

そのためこのページでは、先生同士の人間関係に焦点を当てて、ビジネスパートナーとしての視点をもつことの大切さを紹介しています。

新しい視点を持つことで、より良い関係性の構築に向けた一歩を踏み出してみましょう。


概要

  • 先生は人間関係のストレスを抱えやすい

  • 対保護者と同じくらい対先生との人間関係のストレスがある

  • フレンドリーな関係から卒業しよう

  • よきビジネスパートナーとなろう

先生の悩みの多くは『人間関係』にある

学校の先生という職業は多くのストレスを抱えやすい職業です。

その中でも、
「児童・生徒」「保護者」「同僚」「上司」「教育委員会」など、対人が多いため、人間関係でのストレスを抱えやすい仕事環境です。

そのことは統計でも表れており、(だいぶ前の統計になりますが…)平成24年に文部科学省が行った教職員のメンタルヘルス調査において、ストレスの大部分を人間関係が占めていることが分かります。

平成25年1月『教職員のメンタルヘルスに関する調査結果(案)』|三菱総合研究所

さらに、そのうち先生同士の人間関係を表しているのが

・"同僚との人間関係">>>8.7%
・"上司との人間関係">>>4.8%

の二つで、合計13.5%にもなり、"保護者への対応"と同じ割合になります。

フレンドリーな関係から卒業しましょう!

先生同士の人間関係を築いていく中で、フレンドリーな関係になってしまっていたら要注意です!

なぜならば、フレンドリーな関係になることによって、コミュニケーションが円滑になり、協力し合える環境を作ることができる一方、逆に人間関係の悩みが生じることもあります。

≪フレンドリーすぎるデメリット≫

  • 主観的になりすぎる:仕事の判断に感情が入ることによって、客観的な視点を失ってしまう危険性が高まります。

  • プライバシーの侵害:深い人間関係は、必要以上のプライベート情報の共有や干渉を招き、ストレスがたまる要因になります。

  • 指示の曖昧さ:感情が入ることによって、仕事における指示や責任が不明確になり、関係性の悪化につながります。

≪ビジネスパートナーになるメリット≫

  • クリアなコミュニケーション:感情的な判断が少なく、仕事内容や責任について明確にコミュニケーションを取ることができます。

  • 役割の明確化:やるべき仕事内容が明確になるため、限られた自分の時間を効率的に使うことができます。

  • 健全なバランス:プライベートとビジネスの境界がはっきりしており、仕事のストレスが私生活に影響することを防ぐことができます。

≪「よきビジネスパートナー」になるためのポイント≫

1. プロフェッショナルな挨拶をする
相手に明るく丁寧な挨拶をしましょう。しかし、過度な個人的な質問や話題には注意しましょう。

2. 職場の成功や業績に対して賛辞を送る
同僚やビジネスパートナーの成果や業績について、賛辞を送りましょう。
しかし、過度に感情的な言葉遣いや賛美は避けましょう。
例:「〇〇さんがリードしてくれてよかった。安心して任せられるよ。ありがとう。」

3. 仕事に関連する質問や提案をする
仕事に関連する質問や提案をベースに会話やコミュニケーションを行いましょう。具体的なプロジェクトや課題について議論することで、専業性を維持できます。

4. 助けを提供する
仕事上で相手に助けが必要な場面があれば、積極的にサポートをしましょう。

5. 仕事関連の情報を共有する
仕事関連の情報を共有し、プロのコミュニケーションを維持しましょう。
しかし、個人的な情報の場合は見極めが大切です。

仕事での人間関係はとても繊細なものです。フレンドリーさは大切ですが、適切な距離感を保ちながら、より健全で効果的な関係を築き上げていきましょう。

まとめ

  • 先生は人間関係のストレスを抱えやすい

  • 対保護者と同じくらい対先生との人間関係のストレスがある

  • フレンドリーな関係から卒業しよう

  • よきビジネスパートナーとなろう

今回のページでは以上のことを紹介&解説しました。

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